ヴォーカル・グループ「Raum!t」(ラオミット)は、植田 祐佳(ソプラノ)、高山 景子(ソプラノ)、清水 俊徳(テノール)、森 寿美(バリトン)、出光 世利子(ピアノ)の5名からなるユニットで、最近結成されたとの由。今回の神戸学院大学「グリーン・フェスティバル」では、R・シューマンとC・ヴィークとの往復書簡を、前後半それぞれの冒頭に披露した上、26曲に及ぶ歌曲集「ミルテの花」を、4名の歌手が持ち回りで唄って行くと言う、とてもマニアックな企画が披露されました。曲順は楽譜の順番に準拠していませんし、また、その中の4曲は原調からの移調で唄われていたりしましたが、聴く側として全く違和感のあるものでは無く、唄い手それぞれが十分に知性と情感を込め、素晴らしいシリーズとなりました。
4名の歌手の中で、これまでソロをお聴きしたことがあるのは、バリトンの森 寿美さんだけでしたが、(その時の印象は下記参照願います)
https://ameblo.jp/magic1963/entry-11558412457.html
植田 祐佳さん、高山 景子さんのお二人のソプラノ歌手は、以前神戸市混声合唱団に所属されておられましたので、合唱と言う括りの中ではありますが、私にとってはお馴染みの方になります。
アンコールでは、思いもかけないようなサプライズがありましたが、それはこの日の会場に居合わせた方だけが知る、「一期一会」とも言える大変素晴らしいものでした。
まだバロックザールの公式サイトにはアップされていないようですが、ゲラ刷りのチラシが挟まっていました。彼らユニットにご興味のある方は、ぜひ聴きに行かれては如何でしょう。決して損にはならないと思いますよ。

