私が敬愛する、素晴らしき若手ピアニスト・福田真梨奈さんがご出演と言うことで、伺って来ました。5/31のリサイタルには、残念ながら先約がありお伺い出来ませんが、その時に演奏されるドビュッシー/映像第1集を先んじてお聴き出来ると言うこともあり、勇んで聴きに伺った次第です。
今日は西宮高校音楽科の同級生・オーボエの古谷美和さんとのデュオ。プログラムはポピュラーな曲からスタートとなりましたが、朝早くからの演奏と言うことで、楽器&音楽が温まるまで少し時間がかかったようにも思いました。オープニングがモーツァルトのオーボエ協奏曲と言うのは結構きついですよね・・・。高音域の音が幾分出にくい感じで、多少辛い印象でしたが、コール・アングレに持ち替えてからの2曲は、伸びやか・ふくよかな音楽が聴こえ、とても深い音色・音楽が楽しめました。メインのシュナイダー/ソプラノサックスとピアノのためのソナタ・・・? 聴いたことの無い曲ですが、恐らくダニエル・シュナイダーの作品で間違いないと思います。2回しか合わせが出来なかったとのことですが、とても良いアンサンブルで素敵な演奏だったと思います。変拍子が特徴の曲ですが、特に第4楽章の洒落た雰囲気が十分に伝わって来ました。
ピアノソロのドビュッシー、比較的ビギナーと思われる聴衆に対しては結構挑戦的なプログラムだったように思いますが、そこは真梨奈さんお得意のトークで繋ぎ、飽きさせることなく聴かせてくれていたと思います。曲に良く共感しながら、会場のピアノに良く合ったタッチ・ペダリングで、とても雰囲気のある素晴らしい演奏だったと思います。表現に繊細さが更に増した印象で、随分と成長されたんだなあと目頭が熱くなりましたね。来月のリサイタルでは、更に深化した映像第1集を聴かせてくれるはずです。
終演後、楽屋に押しかけまして、少しお話させて頂きましたが、今年は「大きな目標」がおありになるようです。良い結果が出ることを願っています。清廉なのに心から出て来る深い音楽を聴かせてくれる福田真梨奈さん、いつまでも良い音楽を追い求めて行って下さい。陰ながら応援しています。今日は伺って良かったです。ありがとうございました。

