クレジットカードをトバして信用情報に傷が付けば、いわゆる表のサラ金や信販会社それに銀行においても払う気がなくなる。
それらの借入総額はこの時点で3億円ほどあったろうか、全てを踏み倒すことに決めた。
もちろん踏み倒して法的措置をされれば資産や給与などが差押えられることは承知していたが、不動産でいえば由美と共有名義になっている高級マンション、給与は阿蘇グループから裏で出ているため失って困るものなどなかった。
高級車を自己名義で所有していて、内1台はローンが残っており所有者は信販会社になっていたため、信販会社に没収されることも覚悟していたわけだが結果をいうと没収されなかった。
参考までに書いておくと、自動車税を滞納して税務署から車を差し押さえる旨の通知が来ることがあるが、それも絶対にない。
とにかく踏み倒すことによって脅しやカマシの通知電話や書面はよく来るのではあるが、闇金や街金と違って堅気の大手はそんな面倒なことはしないと思って間違いない。
支払わない場合は法的措置をとる旨の書面はよく届くが、実際に起こして来たのは1割程度であった。
もちろん払う気がないのであるから裁判にも出廷しないので負ける。
負けても差押えられる物がなければ何の不自由もしない。
ただ、法的に確定債権にされると時効は延びる。
業者から個人に対しての債権における時効は5年なのだが、確定債権にされると10年になるため、将来的なことを考えるとしんどいということ位がリスクである。
まあ無論その間は不動産を購入したり、資産を作ったり、表面上の収入を得たりすることが出来ないというか、出来たとしても差押えられるためひっそり生きて行かなくてはならない。
銀行口座にしても常に差押えられる可能性があるため預金しておくこともできないわけだが、これについては身内の口座を借りるなりして対応すれば良いわけだ。
こんなことを総合して考えた場合、当然個人差はあるものの億という単位なら踏み倒し得、千万単位なら微妙、百万単位なら破産も含めて踏み倒すことは損だといえよう。
もちろん年齢的なこともある。
60歳を越えていたら数百万単位の踏み倒しも有りだろうが、20・30・40代あたりで数百万を原因に破産も含めた踏み倒しをやるのはマイナスにしかならない。
現に私は30代で億を踏み倒した事実があるわけだが、振り返ってみればしんどかった。
ただ、億の元金と利息を払い続けていたとしたことに比べれば踏み倒し得であったと思うだけである。