まだまだ医者が足りないなどということで、医者を増やそうとしているわけであるが果たしてそうなのだろうか?









いやいや、あくまでも医者が足りないというのは僻地を含む田舎であって都心部には医者が溢れている。








そして足りていないのは産科の医師もそうだ。









産科を嫌がる理由としては、一言で言ってリスク回避とその束縛性である。







出産にあたって母体を管理するのも産科や婦人科の任務であるのだが、逆に言えば母体や胎児そして生後の子供に何らかの障害などがあれば殆どが医者の責任にされてしまう。








例えば、自分が担当している患者に何かあったとして、そこで正月休みをとっていたりして適切な処置が出来なかったためだとしても全ては医者の責任となる。









要するに不安定な母体を担当する主治医というのは、おちおち休息をとっていれないのだ。









これを懸念として近年では特に産科を希望するドクターが少なくなっている。









そして田舎出身者の医師にしても、なにかと都心部で開業したがる。









つい最近も、病院で勤務している内科のドクターから開業したいという相談があったため、尼崎市で開業してはどうかと答えた。









尼崎市は工業地帯もあり、人口密度も多いため集患に適した地域である。










しかしそのドクターは、開業するなら芦屋でしたいと言った。










このような医師が非常に多い。








その理由は、単にお洒落な街で開業したいというのと、患者層が良いからというのが本音だ。







しかしそんなことは誰もが考えることだから、当然として激戦区になっているため経営の面でいうと美味しくはない。









しかし医者というのは、いつの間にかステータスというものが見に染み付いてしまうため、実より花をとってしまう考えとなる。









だからいくら医者を増やしたとしても、片寄った科や地域に集中するため何ら解決に至らないことを厚生労働相のこっぱ役人は、何ら対策を講じていないのだからどうしようもない。