久方ぶりの更新でありながら唐突で申し訳ないが、本当に若いって良い。






自分が若い頃に年配の方々から

『若いって羨ましいよ』

『若さは買えない』



などと言われても全くピンと来なかったが、最近つくづく思う。






但し、私が思うそれは単に若者が羨ましいわけではない。







自分に若さがあればと思うわけで、他人を羨ましいとは思わない。







まして高畑裕太など言語道断である。







高畑におよぶと旬のネタになるが、味覚の秋は旬の美味しいものも多いし、それに触れてみるとしよう。






高畑に関して個々それぞれの見解があるだろうが、彼が加害者か被害者かを大別するとしたら私は被害者に分類する。







おおよそ世間では高畑の母親が一流の弁護士を雇い被害者の女性に大金を渡し示談を成立させたとみるだろう。







しかし罪状は強姦致傷であり親告罪では済まないケースである。






仮に被害者が告訴を取り下げても罰することはできる。







確かに政治家や経済界の大物の息子が罪を犯しても、検察に根回しして揉み消してしまうケースは過去数え切れないほどあるのは確かだ。








実際、私が若い頃に遊んでいた連中にも強姦や淫行、またひき逃げをしても懲役に行かなかった者は何人もいた。








それらは全て親がカネで解決した。






しかし時代が時代であるし、ニュースやワイドショーであれだけ派手に報じられた事件である。






それも世論の殆どが高畑容疑者に悪いイメージを持っている事件だ。







これを単に圧力で揉み消すとなると検察の威厳、またイメージは地に落ちる。







ただでさえここ数年、検察のイメージが悪いのに、いち女優の息子のために検察もそこまでリスクを背負わないだろう。








私が思うにこの事件は最初からグレーであったはずだ。








壁の薄いビジネスホテルで強姦などすれば周囲に丸聞こえであろうし、男が格闘家や凶器を持っていたならともかく、高畑ごときの若造になら女性も必死で抵抗すれば防ぐことも可能だろうし、高畑もそれ相応の怪我をしていて当然だ。








その後の通報についてもおかしな事が多すぎるわけで、検察もグレーな案件だとは思っていたに違いない。








過去に述べたかも知れないが、検察官いわゆる検事は自分の担当している事件の容疑者を起訴したとして、それが刑事裁判で無罪になれば大失態であり、出世に大きく影響する。








そのため、自信のない事件については起訴をしたくないわけだ。









日本の刑事裁判の基本は

【疑わしきは罰せず】


であるため、グレーは無罪放免になる可能性が非常に高い。







無論、もし示談がなければ意地として起訴はしたかもしれない。







しかしそれは単に意地であり、本意ではなかったであろう。







高畑がハタチ過ぎの芸能人、相手は40代半ばの中年女性。




ビジネスホテルで深夜に勤務。





ビジネスホテルなのに客室へ備品を届けに行く。





周囲が気づいていない。






などなど、どれをとっても矛盾点のオンパレードだ。







唯一、高畑の「欲望を抑えることができなかった」という自白のみが証拠であるのだが、これにしても取り調べた警察官が取調室にて


「おまえやったんやろ?

あっさり認めたほうが身のためやぞ~

下手に否認したら柔道の内柴みたいに罪がどんどん重くなる一方やぞ!」



と半ば脅して自白させたと刑事裁判にて弁護士側から反論される恐れは大いにあるわけだ。






そうなると非常に厄介である。







『できるなら示談して欲しい』




という願いを持っていたに違いない。







それを裏づけるのが結果【不起訴】であったことだ。






いくら双方示談が成立しても、その事件に悪質性があった場合は


【起訴猶予】や【処分保留】にするのが適当である。






これらは、今は一旦釈放するが場合によっては事件をぶり返す可能性を秘めている。







しかし不起訴とは、完全な無罪放免であり、もうこの事件については二度と審議しないという意味が込められている。








よって、この事件で高畑にそれだけの悪質性がなかったことが伺えるわけだ。









検事からすれば高畑が鼻糞なら被害者の女性も目糞か耳糞、いわゆる同類のようなもんだと思っていたのだろう。










私もかつて、女の方から誘われて真に受けたら態度を急変させてヤクザを呼ばれたりしたことも何度かある。








いわゆる美人局(つつもたせ)というやつだ。








相手が地位やカネがあると思えば罠を仕掛ければシノギになる。







しかも相手がボンクラならオチャノコサイサイってやつだ。










若さと甘さや未熟というのは比例するのであるが、ボンクラは比例するものではないと思う。










しかし何より経験が人を大きくする。









高畑にしても暫くはしんどいだろうが、これを期に反省しこの経験を糧にするような考えが出来るようになればイイ大人の男になれるのではないかと思う。