高校時代の友人が非常に図々しかった。
女子にはモテるが、男性には嫌われている。
そんなどこにでもいるような男。
M崎としよう。
彼は本当にワガママで自己中だった。
ほとんどの人間は彼との付き合いを避けていた感じ。
が、俺を含む数人とは良好な関係を続けていた。
周りの友人曰く、
「アイツはマジで我侭で自己中なんだって。そういう人間だと思って付き合ってみ!」
そう言われて、俺も納得した。
が、納得できないことがいくつかあった。
高校では、「美術」「音楽」「書道」が選択の授業であった。
どれか一つを選ばないといけない。
とりあえず俺は美術を選んだ。
M崎は音楽を選んだ。
音楽の授業ではアルトリコーダーを使用しないといけない。
俺は中学時代に必須で買わされたのでリコーダーは持っていた。
M崎は、「オマエ、使ってないアルトリコーダーあるやろ?売ってよ!」
と。
リコーダーなんて口を付けるものを他人に使われるなんて気持ち悪いことをしたくない。
「使ってないで持ってるけど、口にくわえたものを人にやるとかでけん!気持ち悪いし・・・」
そう言って何度も断ったが、
「気にしないから。綺麗に掃除して使うし。売ってくれよ!」
と。
あまりのしつこさと1000円で買い取るということで、売ってやることにした。
が、いつになってもお金を払ってくれない。
「1000円いつになったら払ってくれるのよ!」
と俺が我慢できずに伝えたら、驚愕な答えが返ってきた。
「オマエ、どうせ必要ないモノやろ?必要ないモノで友達から金を取るってどういうことよ!?」
と。。。。。。
Σ( ̄□ ̄ || 〒 ||
あぁそうだった。
コイツは、こういうヤツだったんだ。。。。。