前編はこちら
から!
ピンポーン!
チャイムがなる。。。
いきなり俺の目の前に現れて、頭を下げる。
「カレリスタさん!誠に申し訳ない。。。。。。」
何度も何度も謝っているのは・・・・・・・・・・・・・
誰ですか?
40代前半くらいの知らないおっさんです。
その後ろにその奥様らしき人物。
そしてF君カップルがいた。。。。。。。。。。
「えぇっと。。。。まずは落ち着いてください。とりあえず中に入って話をしましょう。」
何が起きたのかさっぱり分からん。
まぁ俺の車が事故ったことだけは間違いないようだが・・・・
当時の俺の家は6畳の1Kだった。非常に狭いのだ。
俺もいれると5人。
全員が座れず。。。。。F君カップルは立ち見。
「えぇっと。。。事情が飲み込めません。結局俺の車はどうなったのでしょうか?」
まぁパッと見る限りは誰もケガをしてるようには見えない。
となると一番の心配は俺の愛車の行方なのである。
「車は下に停めてあります。少々傷がありますが責任持って修理させていただきます。」
傷!????
やっぱり・・・・・・・・・
「えぇっと、、、とりあえず全員ケガはないんですね。奥様の方もケガはないんですか?で、一体何がどうなって俺の車に傷がついたんですか?」
俺にはそれを聞く権利があるのだ。
「私から説明します。あ、ちなみに連れは妹です。」
妹?
確かF君が行った場所は、中年の兄妹で行くような場所ではない気がするけど。。。。
そんな所に妹と?
40代の中年が????
などとは、その時は微塵も思わなかったんだけど。
彼の名前は南田さん。最初に平謝りをした張本人である。
簡単に説明するとこうだ。
地元のフーズバー。
その駐車場からF君が車を出そうとした瞬間!
もの凄い勢いで南田さんがバックしてきたらしい。
クラクションを鳴らしたが時は既に遅し。。。。。
そのまま俺の愛車に追突したらしい。。。。
ちなみに、事故の簡易図です。
南田さんはF君の横に停めたかったようです。
事故のことは良く分からないのだが、両方とも車が動いていた場合は10対0の割合になるのは難しいと聞いたことがある。
「とりあえず警察に任せた方がいいんじゃないですか?保険には加入しておりますので安心してください。こちらとしては全額修理してもらいたいんですが、その辺は保険屋さんと確認してみましょう。」
うん。俺の対応に間違っていないはず。
このような場合、車を修理しても事故車になるから買取査定が下がる!その金も賠償してくれ!
などと揉めるケースもあるらしい。
が、そこまで言う気はない。
「それが警察にはまだ言っておりません。っていうか、言えないのです。」
「え?警察に言わないと保険っておりないんじゃないですか?」
詳しいことは知りません。
が、警察の事故報告書のようなものがないと保険屋さんも金なぞ払わんだろうよ。
「実は・・・・・Fさんが少しお酒を飲んでいらっしゃるとかで・・・・・・・・」
w( ̄Д ̄ w のぉぉぉぉぉぉぉ~!!
10年ほど前の話です。時効ですよ。時効。
「そのためお互い穏便に解決をしようということになり、しかし車の持ち主が別と言うことでこうしてお詫びとご相談に来ました。」
なるほど。
よぉく分かった。
ってかF君よ。。。。
人の車で飲酒運転しちゃイカンやろ。
今の時代だったら、ブログが炎上するぜ。
良く分からないのだが、普通だったら南田さんが悪いこのような事故でも相手が飲酒運転だと過失割合が減るのではないだろうか?
俺だったら、強気で警察に行きましょう!と言って相手に謝らせるくらいはしたかもしれん。
相手も罰金は払わされるは、免許は取り消しってなことになるくらいなら、泣き寝入りするしかないと思うのだが。。。。。
意外に良い人なのでは?
南田さんは続けて言った。
「この事故は私が全面的に悪いと認めます。保険屋さんにも10対0でと言ってあります。なので修理代は全額こちらで負担しますので。」
何か怖いぞ。
非常に良い条件なのだが。。。
あまりにも好条件だと人は疑うのだよ。
が、結局は南田さんが言うように、こちらが何一つ負担することなく修理されて戻ってきました。
南田さんは全て保険で解決したと言っていたのだが、警察に事故届け出してないのに本当にそうなのだろうか?
まぁどっちでも良いけど。。。
その後、タイヤが古かったとかで中古のタイヤでしたけど比較的状態の良いものを格安で譲ってくれたのも覚えております。
こうしてF君と二度目のトラブルは無事に解決するのであった。
ちなみに我々に手出しをさせない条件として南田さんから一つだけ提示があった。
それは代車の費用が出せないということ。
その代わりに、会社の車を手配しますのでと。
南田さんはタイヤ関係の会社に勤めているらしく社用車がたくさんあるので融通がきくとか。。。
きっとお偉いさんなのだろう。
それで来たのがこれだった。
トヨタのカムリである。まぁクラウンです。
乗り心地最高!空気清浄機付き!
世のパパさんがなぜ、クラウンを欲しがるのかが分かりましたよ。
できれば、一生この車の方が良いわ!
わずか2週間ほどの出会いでしたが、あなた(← カムリね。)との出会いは一生忘れません。
できれば、あなたともう一度やり直したいと思ってます。
30過ぎても軽自動車にしか乗れない俺は、今でもそう思うのであった。
終わり。
この代車でF君と一緒にパトカーに追われることになるのだが、それはまた一週間ほど先のお話である。
