2024 夏
沼津港に来たら、ぜひ訪れてほしいのが、
「沼津港深海水族館」です。
ここは深海魚に特化した水族館で、
一般的な水族館ではなかなかみられない
珍しい深海生物を見ることができます。
日本一高い山は富士山ですが、
実はここには、日本一深い海、”駿河湾”があるのです。
その、日本一深い海の底引網で採れた深海魚を展示しています。
深海魚はとてもデリケートなため、普通は捕獲されてから時間が経つと
死んでしまう場合がほとんどですが、
ここ沼津港深海水族館は漁港のすぐ近くにあるため
深海魚を展示しやすい環境になっているのです。
とってもかわいい深海のアイドル”メンダコ”にも
運が良ければ会うことができます。
メンダコはすごく繊細で、飼育や展示はとても難しいそうです。
漁港に近いここでなら、網にかかってしまったメンダコも、
元気に水槽の中で過ごせるということですね。^^
ちなみに、パタパタと耳のような部分を動かして泳ぐ姿は
とてもかわいいですが、そのように泳いでいるときは
なんらかのストレスを感じているときだそうです。
しかし沼津港深海水族館では52日もの間、飼育に成功したという記録があるそうです。
大人気のメンダコですが、ここには、他にはない見どころがまだまだあるのです。
それが、生きた化石と言われる”シーラカンス”が
5体も展示されているのです!
そのうち2体はなんと冷凍保存!!!
ー20℃の特殊な冷凍設備で展示がされています!
今はシーラカンスの捕獲規制があるので、冷凍保存されたシーラカンスを見られるのは
世界でもこの沼津港深海水族館だけなのです。
そのほかにも、深海の秘密についての展示や、
深海について説明するライブステージなどもあります。
私が行った日は、”深海では紙コップがどのように変化するのか?”
という実験を、水圧を変えられる装置で見ることができました。
6歳の娘も興味深々で見ていました。
私も、深海の水圧についてはよくわかっていなかったので、
実験を見て、なるほどな。と思い、理解が深まりました。
大人も楽しめる特殊な水族館、見る価値ありです^^!