ココの食欲が少し落ちた。

 

そして、吐くことが増え、体重も落ちてきた。


 

ココは割とムチムチ体型だったのだけど、標準~スリム体系になり、夜如月の横にずっとくっついていたものが、同じ部屋の別の場所で寝るようになった。


 

この一か月、なんか様子がおかしい。


 

妻と相談の結果、ココを病院に連れていくことにした。

 

 


病院に連れていくことに、如月も妻も気が進まなかった。


 

これは、全く病院のせいではなく、単に巡り合わせや運の問題ではあるのだが。


ナナもハチも、病院に連れて行ったけどちっともよくならなかった。

 

あっという間に亡くなってしまった。

 

唯一薬が効いたのがゴンだったが、元々エイズのキャリアであったため、やはり長生きはできなかった。



 

繰り返し言うが、病院のせいではない。

 


むしろ、いつもよくしていただいている、とてもいい病院だし、とてもよい先生であると思う。



だから、如月も妻も、ゲンとかそういう意味で言っているだけで、要は

『病院にかかると治らない』的な、正体不明の怖さがあるだけなのである。


 

でももう、そうも言ってられなかった。



 

数日前、意を決してココを病院に連れて行った。

 

 

 

先生の触診の結果。




 

 

「腸のあたりにしこりを感じます」




 

 

この時点でもう、目の前が暗くなり、膝ががくがく揺れるのがわかった。



 

ナナの時もハチの時もそうだけど。

 

家族に対してのその手の説明には未だに慣れないし、今後も毎度そうなるのだろう。

 

 

でも。



 

生後一か月で、目も見えない状態で保護し。


 

ガリガリな状態から元気にして、そこからずっと

一緒の12年間。



「オレが救った、オレが育てた」



口幅ったいかもしれないが、そう言える。


 

だから、えこひいきかもしれないが、やはりココには特別な思い入れがある。




 

だからこそ、今回の説明は。


 

詳しいこともまだわからないのに、まるで死の宣告のように聞こえ、先生の声が頭の中で何度もリフレインしていた。




 

様々な検査をするということで、ココは一時間ほど病院で預かってもらうことになり。


 

その一時間は、猫の病気について懸命に調べていた。


 

猫が悪性腫瘍から治った話ばかり調べ、とにかく何か救いが欲しかった。


 


 

一時間後。




 

大きな深呼吸を繰り返してから、再度病院に入る。

 


 

幸い、といっていいのか。



 

腸にある腫瘍以外は、目立って悪いところはないという。

 



ということは、今回のココの不調は全部、この腫瘍のせいだということだ。




 

では一体、この腫瘍の正体はなんなのか。

 


腫瘍の成分をまずは外部に病理検査してもらわなければならない、ということになり。

 

もし仮にリンパ腫だったら、外科的手術ではなく抗がん剤治療となるという。




 

ただ、数日前はまだGW真っ最中だったので、検査に回せるのはGW明けになるという。


 

 

検査には一週間ほどかかるとのことだった。

 


 




この1年半で、猫が3人いなくなり。


 

突然双子が現れて心身の調子を思いっきり崩し。

 


その上ココをオレから奪うのか。



いったいオレが何をしたというんだ。





 

 

ナナ、ハチ、ゴン。

 

虫のいい話かもしれないけど、なんとか力を貸してください。

 

そんな祈りの毎日を過ごしている。

 





 

昨日、検査結果が出た。

 


 

そのあたりは、明日書きます。








 

 



 


~復活まであと53日(予定)~



 

 

 


 

 

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