自分の様子がなんだかおかしいと思い始めたのは、昨年末~今年の初めぐらいだったと思います。
思考力や意欲が明らかに低下し始めまして。
パソコンに向かっても文章が浮かびません。
趣味で描き始めたマンガも早速描けなくなりました。
その時に、
「これはまずい。心の風邪をひいているかもしれない」
とわりとすぐピンとこれたというか、そういう自分をつらいながらも客観的に見ることができたのは。
あらかじめこの本を読んでいたからでした。
『マンガでわかるうつ病のリアル』
アカウントを消す前の以前のTwitterアカウントの時なのでもう数年前になってしまいますが、その頃よく如月とTwitterでお話してくださった、
『錦山まる』さんの作品です。
ご自分がうつ病と診断されて入院され、5年以上苦しんだ過去をもとにしたマンガ+エッセイ本で、うつ病になるとどんな症状になるのか、どんな誤解を受けやすいか、どんな言葉をかけるべきではないのか、などがわかりやすく書かれて、そして描かれています。
如月は錦山さんと過去にTwitterでお話をさせていただいていたご縁があったので、本が発売されてからすぐに買いに行きました。
その結果たまたまですがこの本のおかげで、うつ病というものにほんの少しだけ予備知識があった。
だから、『病院に行く』という決断が比較的早くできたのだと思います。
朝から晩までだるくて眠い。
よく演じていたマジックの手順すら思い出せなくなる。
そして、
「自分なんか父親失格だ、この世から消えてなくなりたい」
こういった感情におしつぶされそうになる自分を、
「お前、あの本でそういう話は全部読んだだろうが。お前が悪いわけじゃないんだよ」
と、斜め上から冷静に指摘してくるもう一人の自分が今でもいます。
このもう一人の自分の存在は非常にありがたいもので、気を抜くとすぐに崖に突っ込んでいきそうになる一人目の自分にとっての、貴重なガードレールとなっています。
このガードレールは、間違いなくこの本のおかげで造られたものであると思います。
あなたの大切な方が、そしてあなた自身が、心の風邪をひくことは決して他人事ではない。
災害に避難訓練が必要なように、メンタルにも避難訓練があってもいい。
そういう意味で、この本で予備知識を入れておくというのはとても大切なことのように思います。
是非読んでみてください。
~復活まであと90日(予定)~
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