今回の24時間テレビで初めて、たった1日ではあるけれど、「売れている芸能人の分刻みのスケジュールというのはこういうことなのだろう」ってのを体感したような気がする。
先輩のサンドウィッチマンのお二人などは、こういうのがいつもなのかと思うと本当に恐ろしい。
なんやかんやで、如月の普段のお仕事ってのは、
「○○時からステージが始まるので、2時間前ぐらいに現地について準備」
「ステージは△△分」
「帰りの新幹線は××時なので、乗り遅れないようにする」
ぐらいのことしかないので、そこまで時間に追いたてられている感じではない。
今回も、ステージだけでいえば、12時45分からと、移動して別会場で14時45分からの2回ということで、急がなければいけないけどもなんとかなるかな、ぐらいの感じである。
ところが、ここに、生放送での出演が何回も入り、しかも、会場間の移動もタクシーで結構かかる、という2つの条件が加わると、一気に状況が激変した。
朝現地について、会場を見てリハーサルをやり、しばらくするともう生放送である。
誤算だったのは、生放送の自分の出番が終わったら楽屋でステージ準備をしようと思っていたら、生放送が終わるまで楽屋には帰れないということがわかったことである。
生放送が終わってからステージ開始までの15分では、準備は間に合わない。
そこで、こちらが生放送に出ている間に、アシスタントに頼んで道具一式を楽屋からステージ横まで運んでもらうことにした。
今思えば、これがよくなかった。
いくら忙しくても、肝心なところをアシスタントに任せてはいけなかったのである。
やはり時間はなく、どうしても直前に準備しなければならないものだけ、番組出演後に楽屋に急いで戻って、ステージに大急ぎで戻ってくる。
いつもやっている、「如月とアシスタントで、ステージに使うものを二人で指差し確認する」という作業が、今回だけできなかった。
…結果。
ステージの途中で、マジックに使うものがひとつ、楽屋に置きっぱなしになっていることが判明。
アシスタントに任せてしまった部分である(>_<)
急遽ネタをひとつ足して、そのネタをやっている間にアシスタントが楽屋から道具を取ってくる、ということでどうにか大丈夫だったが、やはりプロとしてはこんなことをやっていてはいけない。
大事なことを、時間がないということを言い訳にしてアシスタントに任せた如月のミスである。
頭ではわかっているのに、やはり、人間ができていないので、
「生放送があって、いつものように動けないから、道具の準備や確認作業は頼みます」
と言ってあったのにと、どうしてもアシスタントを責めたくなってしまうダメな男だ。
ただ、ありがたかったのは、
如月のショーが、今までの24時間テレビ青森のイベントゲストの中で一番盛り上がっていましたと言っていただいたことである。
写真を見たら、ステージが始まる前はそうでもないが、終わる頃にはお客さんがギッシリ詰まっていた。
移動後の2回目のステージも、通路が埋まるほどたくさんのお客様にいらしていただき、本当にありがたかった。
申し訳なかったのが、
たぶん間違えたのだと思うのだけど、スタッフの方用の台本が如月のところに来ていた。
いろんなことがとても詳しく書かれているのだけど、詳しすぎて、楽屋に置かれているお弁当の値段まで書いてあった(笑)
…如月たち出演者のお弁当のほうが、スタッフの皆さんのお弁当より高価だった。
それを見て申し訳ない気分になったし、時間がなくて全然そのお弁当を食べられなかったのも申し訳なかった。
テレビの時にいつも思うのだけど、如月たちを輝かせるために、本当にたくさんの方々が動いてくださっている。
その方々に報いるためにも、もっと素晴らしいタレントにならなくてはなあと思った。
写真は、全部終わってRAB青森放送に帰ってきて、全員で「サライ」を歌ったときの1枚である。
大変だったけど、とても楽しく、とても勉強になった2日間であった。
また、
「サクラ吹雪の、サライの空へ」
来年も帰ってこれますように。
土曜日夜の生放送で如月が一発マジックをやったあと、画面が切り替わったらサンドウィッチマンのお二人が出ていらっしゃった。
なんだか、共演できたようで嬉しかった。
「サライのとき、しっかり映ってたな」
富澤さんからいただいたメールも、嬉しかった。
あどばるーんのお二人、筋野アナ、吉﨑アナをはじめ、お世話になった皆様、本当にありがとうございます☆