『夜警』とか『ダナエ』とか闇と光のコントラストを使い、生き生きと人間を描き出す有名な画家です。
特に肖像画などは、人物の顔にあてられた光と影で、何か言葉を話しかけてくるような表情のリアルさがあります。
そして、自画像もたくさん残しています。
これほど自画像を残した画家は他にいないのではないでしょうか?
年齢を追いながら、その時々の自分の顔を残しています。かなりのナルシストだったのではと想像するのですが...
実は随分前から気になっていることがあります。この画家の身長についてです。
自画像の中に『アトリエの画家』と『東洋風の衣装をまとう自画像』という作品があり、それを見ると明らかに、おかしいくらい身長が小さい。(彼の肖像画のほとんどがバストアップなのにこの二点だけが、全身を描いた作品です)
画面手前に巨大なカンバスを配置したり、足もとを犬で隠したり、意識的に身長の小ささを隠しているみたいなのです。
オランダの男性も女性もかなり身長が高いことは知られています。それだけに、彼は何か身長に対するコンプレックスを持っていたのではないでしょうか?
ナルシストとコンプレックス ....芸術への原動力か?
残念ながら、彼の身長について書いている文献を見つけることができませんでした。