バレエ仲間がある日、とっても素敵なレオタードを着ていて、「どこの?」と聞いたら
だったのです。
なんとなく名前は知っていたし、チラっとサイトも見たことがあったのですが・・・
いかんせん、わたくし、名古屋生まれ、名古屋育ちだからなのか・・・
「○○トーキョー」とか「○○ニューヨーク」という名前がものすごく高級感で縁遠いものに感じてしまうのです。
でも、再びサイトをじっくり見ていみると、値段も相応で、何よりびっくりしたのがサイズ展開!!!
Tallサイズがあるのです。
さらにはX-Tallサイズまで!
以前の記事で、各社メーカーのサイズ感を記事にしました。
身長170センチなので、基本的にLサイズを選びますが、それでも入らないメーカーもあります。
特に日本メーカーさんだと、せいぜいMAX168センチくらいを想定しているだろう、と。
それも、「適用身長158センチから168センチ」とか書いてあったりすると、
もう、それ158センチや168センチの人は「着れる」ってだけで、ベストサイズじゃないよね・・・ってなるわけです。
でもLeotard.Tokyoさんのサイズ表は違う・・・
Lサイズは165~168センチ
Tallは168~170センチ
X-tallは170~173センチ
なのです。
めっちゃ刻むやん!
ここにLeotard.Tokyoさんの心意気が表れてるなー、と思うのです。
で、身長170センチの私は悩みました。Tallにすべきか、X-Tallにすべきか。
HPには「サイズ悩んだら相談してください」と書いてあったのですが、お手を煩わせても・・・
と思ったのと・・・
実際問題、日本メーカーのTallサイズに不信感が満々でして・・・
UNIQLOの「股下長め」も全然足りないのよ。
ブランドのTallも身幅がデカすぎてシルエット変だったりするし。
結局のところ、日本メーカーは「高身長女子は海外ブランド買えばいいやん」って思ってるんじゃ?とすら思うときがあり・・・。(靴も24.5までしかないし・・・)
というわけで「Tallが170まで言うても、バレリーナ体型じゃないから、X-Tallにしておけば大は小を兼ねるっしょ」
という気持ちでX-Tallをオーダーしたのです。
そうしたら、サイズ確認のメールが着たのです。
そこで、各社メーカーのLサイズでの着用感を伝えると
「おそらくTallで大丈夫」との回答だったのです。
それも担当の方が高身長で、こういう感じならX-Tallが適正サイズで、と説明してくださって・・・
私はTallで問題ないだろう、とのことでした。めちゃくちゃ心強い・・・!!!
洋服のサイズ感って、身長によって本当に違いますよね。それを体感として分かってる人がアドバイスしてくれることがとても信頼性高いな、と思いました。
詳細は省きますが、本当に丁寧なメールで、メールからものづくりの熱意とかお客様に満足をしてもらおうという気持ちがひしひしと伝わってきたのです。
ここで私の母の話をさせてください。(母の日だし)
私の母はがっつり服飾系の人で、洋裁学校を出てから、40歳までアパレルの会社でデザインからパタンナー、営業までやってきた人なのです。80歳過ぎた今でも洋服を作ります。
で、そういう母なのでプロ意識がすごい。
「洋服作れる」と聞くと母は親戚などから「適当にこういうスカート作って」と言われることもあるのですが、そんなことを言われると母はムキーーーとなります。「適当なもので満足する人に、適当に作れと言われたくないし、そんな人のために作りたくない」と。
さらに40年前くらいの話ですが、家にトルソーがあるのを目ざとく見つけた近所の人が
「チャチャっと、すそ直しをしてほしい」と言いに来たそうです。
母は「私はプロなので、適当にはできません。きちんと直すので、お金を取りますけどいいですか?」と言うとその人は帰っていきました。適当になんか作れない母は適当にはやらない代わりに、対価を求めたわけです。
服を作るって、そういうことですよね。
コスト安く、大量生産して、こだわらない人への普遍的な服づくりもあるとは思うのですが、作る側としてもこだわって作るならば、こだわって着てほしいと思っていると思うのです。
で、Leotard.Tokyoの話に戻ります。
自分自身も「X-Tallでいっか」という気持ちでポチってしまったのですが、大変失礼なことをしたなぁ、とその時思いました。
こだわって作っている人に対して、「○○でいいから」は本当に失礼ですよね・・・
でも、ネット社会になり、ネットで注文できるものに関しては、なんとなく相談とかしにくいと思うのですが、今回の記事どおり、とても丁寧に対応してくださるので、ぜひぜひ相談してほしいのです!きっと、Leotard.Tokyoさんも納得いかないものを作りたくないのだ、とメールからも伝わってくるので、そこ、躊躇せずに聞いてみてほしいのです。
そして、よくよく考えれば、Leotard.TokyoさんのHPからもカスタマーファーストと服飾のプロ意識が感じられるのです。
なんとHP上でシュミレーションできるのです!
オーダーとかセミオーダーで、シュミレーションできないと挫けて、結局サンプルであるものと同じデザインをオーダーしてしまったりしますよね
自分は仕事でHPをテンプレートじゃなくプログラミングから作ることもあるので、HPを見るとその会社の本質みたいなものが結構見えてくるんですよね。
Leotard.TokyoさんのHPは見れば、すぐ欲しい情報があるべきところにある上にシュミレーションできるところにコストをかけてくれている・・・
ここにも「お客さんが欲しいと思ったものと、実物が相違ないように」という気持ちが込められていると思うのです。
ちなみに私が選んだレオタードはシュミレーションだとこちらです。
↑Leotard.TokyoさんのHPからのスクショ画像です。
イメージは「ロットバルト」です!
さて、実際はどんな仕上がりか、は母の話もあって長くなりましたので、明日書きます!