週末に上級者ばかりのクラスに事情があり、参加させていただき、上級者と自分の何が違うかを考えました。
(パっと見りゃわかる技術的な差は一旦ここでは置いておいて)
以前から、バレエの習得と英語学習は似てると書いていますが(英語学習とバレエ)、
上級者と初心者の違いもすごく似ているな、と思います。
例えば「私の弟は大学で歴史を学んでいます。」と言いたいとき、
英語習い始めだったら
くらいなら言えるかな。
これが、まさに私のバレエだな、って思います
多分、上記のカタカナ英語でも伝わるっちゃー、伝わりますよね。
でもそれは受け取る側に汲み取ってもらって、ということです。
私のバレエもやりたいことを見てる側に汲み取ってもらってる感じだと思うのです
発音もめちゃくちゃ、文法も無い英語を聞かせているのと同じなのです。
まず、英語で言えば冠詞みたいな部分が無い!
クペを通すとか、アンナバン通るとか、アロンジェとか、一個前のおしゃれなヤツが無いんよ・・・
冠詞なんて無くても通じるのに、「あのー」「うーん」とか日本語入れると聞き手はより分かりにくい。
私のバレエも、オシャレなヤツできないのはいい(良くないけど)として、
余計な動きっていうか力み?が入っちゃうのよねぇ・・・。
無いなら無いでいいのに、変なものあるー、ってなるのよ・・・(下手さ、伝わります?)
だから、見てる側が疲れるんだわ・・・(ごめんなさい)
そして、英語でいうところの接続詞が無い!
そう・・・それはつなぎのパ!
上級者クラスはもうスピード感もすごいし、できないものも多くて、
回転とかジャンプとかの間は、ほぼほぼ歩いてる・・・
シャッセとか、グリッサードとか、パドブレアントゥールナンとか一切無視・・・・
(やる余裕なくて・・・)
上級者はつなぎのパもスムーズに美しいわ・・・
そういうことなんだよなぁ・・・と思います。
英語だって、どんなに単語を覚えても、接続詞や冠詞が無いと文章にならないもんね・・・。
さらに抑揚なく話すと聞いてる方は疲れちゃう。
英語もバレエも抑揚つけて、見せ場とつなぎを滑らかにしたら、
受け手側にお手数かけることなく、伝わるんだろうなぁ・・・、と。
見てる側にエネルギーを使わせないように、踊れるようになりたいです・・・
20年後くらいには!