天と地 天は地を 一つの象徴としてしか 受け入れないので 季語のように 隊列をくみ 集団疎開をしてきた 冬のもみじ お弁当箱のなかに すっぽりと綺麗に収まって 地になる 血に あなたの叙景として わたしの戯画として もういちど 一つの象徴としての 天になれるか 点に