私の日本文化観 | The Magellan

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Poetry Magazine Magellan 発行人のブログ

私の知人で、ブラジルからの富山県費留学生、真砂・クリスティーナ・さゆりさんが書いたエッセイ「私の日本文化観ー私の第二の故郷、日本の今ー」が、京都国際文化協会賞を受賞した。


日本とブラジルの二つの国にまたがるアイデンティティーが捉えがたく、長い間悩んだ彼女。


来日当初、バスの中で足腰の弱った高齢者を、見て見ぬふりをして、席を譲ろうとしない日本人に愕然としたという。


日本への憧憬の中で育った日系人として、何を誇りにすればよいのかと。


彼女は願う。日本の若者には、周りにある様々な物を大切にして欲しいと。


そして、自分達がどれほど素晴らしい所で暮らしているのか、どんなに立派な人達のおかげで今の生活ができるか、ということに気付いて欲しいと。


自然との共生、着物、保存食の技術、方言。

現在の日本において、古き良き文化が失われつつあることを嘆きつつ、若者への理解を求めるメッセージが伝わってきた。