パリからボンジュー!

 

バーチャルトラベラーズの

モットりみです

 

 

今日はちょっと懐かしい話を。

 

 

4月30日は

お向かいに住んでいた

タカシちゃんの誕生日

 

50年も経つのに

よくこんなこと覚えてるなあと

我ながら感心する

 

タカシちゃんは

幼なじみ

 

お家の向かいに

住んでいた男の子

 

ノブちゃん

ユリちゃん

タカシちゃんは

幼稚園の頃から

何をするにも

いつも一緒

 

学校へ行くのも

習い事も

 

そしてワタシの初恋相手は

タカシちゃん

 

勉強が出来て

スポーツも出来て

ピアノも

習字も

水泳も

体操も

算盤も

 

なんでも皆んなの中で

いつも一番

 

 

私もそれなりに

頑張るのだけど

 

母はいつも

「タカシちゃんはもっと出来たよ」

 

「タカシちゃんはどうだった?」

 

と比較ばかりされて

褒められた覚えがない

 

タカシちゃんには

いつも負けてたワタシ

 

ある時

二重跳びだけ

ワタシの方が出来て

すごく嬉しかったことがある

 

でも

その夜から

タカシちゃんはウチの前で

毎晩二重跳びが

飛べるまで必死で

練習しているのが見えた

 

そして

程なく抜かされた

 

 

父が亡くなり

小5で転校することになった

ワタシは

 

その後

学校は違えど

水泳部で競争することになり

高校卒業まで

大会のたびに顔を合わせた

 

もう口を聞くことは

全然なかったけど

 

いつも

目の端で追ってた

 

「なんでも出来るタカシちゃん」

 

風のうわさで

京大に入り

 

その後

一流企業に就職したと

近所のおばちゃんから

聞いたのを覚えている

 

 

なぜ

こんな話を書いているかというと

 

このあいだ

あるセミナーの書き出しワークが

心に残っている傷についてだった

 

その時に

不意に出てきたタカシちゃん

 

ずーっと覚えている誕生日

 

比較され続けてたこと

ずーっと傷になってるんだなあ

 

今年になって

母と話した時に

いつも比較されて

傷ついてたことを話した

 

母は覚えていなかった

 

ワタシは自分の経験から

子供たちには絶対に

他の子たちと比べない

 

なのに

夫はするんだなあ

トラウマにならないよう

願うばかり

 

4月30日が来るたびに

あ、タカシちゃんの誕生日だ。って

未だに思い出す自分が

いじらしいよ

 

 

 

 

 

 

いつもありがとうございます

 

タカシちゃんでなく

私に応援ぽっちしてくれると

泣いて喜びます♪

 

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