ノエルが終わったからといって

 

気が抜けない1月

 

甘い誘惑は今月も待ったなし

 

キリスト教に由来する

1月6日の公現節に

食べるお菓子

ガレットデロア(galette des roi)

 

その昔

王侯貴族の間では

このお菓子に宝石を入れ

 

誰が引き当てるかを

楽しんだという

 

今はフェブ(fève/そら豆)と呼ばれる

素焼きの人形や動物などが

入っていて

 

家族の中では

一番歳の若い人が

テーブルの下に入り

(これ、大抵は子供ね)

 

切り分けたお菓子を

誰に配分するか

名前を告げていくというもの

 

フェブを引き当てた人は

王様/女王になり

自分の相手を選べ

 

また今年1年

幸せになれると言われてます

 

 

てな訳で

 

うちではこのお菓子

販売されている1月中は

 

殆ど毎日のように

食べる状況

 

まず

アーモンドクリームが

入っているパイ生地のお菓子なんだけど

 

子供達は

 

  • 自分がフェブを引き当てたい
  • お菓子自体が好き

 

この理由から

毎日のように「買え、買え」攻撃が

昔からあり

 

ええ歳した夫も

 

子供らを制するどころか

 

自分も引き当てるまで

意地になるので

大変....

 

このお菓子ね

美味しいけど、カロリー高いのね

 

家でも作れるのだけど

みんな同じ事を考えるので

 

この時期は

パイ生地やアーモンド粉は売りきれが多い

 

あとフェブを買わなくては

いけないから

 

パン屋などで売ってる

フェブを買うとか

 

貯めているフェブを

使い回しとか

 

 

しかし

うちは1度引いたフェブを

使い回しする事を

許さない人たち

 

毎年

新しいもが欲しい

(そりゃわかる)

 

私も今までは仕事が

忙しく

 

そんなに毎日にように

パイ生地のお菓子、焼く気にもならん

 

なので

やっぱりパン屋さんで

買うのであった

 

このガレットデロア(王様のガレットという意味)

 

それなりに

いいお値段します

 

あと

ガレットデロアの種類も2つあり

 

フランスの北部はアーモンドクリーム

 

南フランスは

ブリオッシュに砂糖漬けのフルーツ類を

乗せたもの

 

南フランスのものは

まだ一度も食べたことがなくて

 

いつか

試したみたい!

 

昨日食べた

今年お初のガレットデロア

 

 
フェブを引き当てたのは夫
悔しがる子供達を横目に
超ご満悦な顔

 

 

CÂLIN/カラン 甘えん坊な、優しいと言った意味

なので「甘えんぼうなマダム」ってタイトルのフェブが入ってました

 

この絵のシリーズは

子供向けに書かれていて

怒りん坊さんとか、泣き虫さんとか

色々あるのだ

 



去年のブログにも載せてたけど


これはフランスに来てから

食べた中に入っていたフェブ
 

 

 


 

パン屋さんによってフェブも

色々なので

 

あちこちのガレットデロアを

買いに行っちゃうワタシ

 

 

日本でも流行ってるそうだけど

歯が欠けたりすると問題なので

フェブだけ外付けになって売ってると

聞きました

 

こちらも結構

大きなものが入ってたりするので

注意が必要だけど

 

どうせなら

外付けじゃなく

初めから入っている方が

楽しみがあって良いなと

個人的には思うけどね

 

 

 

私も今年、1個は引き当てたい!

体重と引き換えにしてもフェブが欲しい

私に応援ぽっちしてくれると嬉しいです♪

 

晴れ、のち巴里 - にほんブログ村