待ちに待ったおこもり解禁!
昨日から
やっと外に許可書なしで
出掛けられるようになった!
パリと北の地方は
まだまだ
色々と制限はついているけど
それでも
気分的には全然違う♫
面白いもので
何も気にせず
元気に走り出ているのは
子供たち
大人は
まだまだ
おっかなびっくり
空は青く
草木は元気に伸び
変わったのは
私たちの
気持ちと行動だけ
私も
澄んだ眼と
自由で伸びやかな
考えを持っている
子供たちと
同じでいたい
子どもといえば
先週
息子が 部屋の片付けをしていて
くしゃくしゃになっている
画用紙を見つけ
一度は捨てたが
何となく
気になって
広げてみたら
自分の描いた絵じゃない
裏に
私の名前が
書いてあるので
「ママこれ知ってる?」と
持ってきた
嗚呼 すっかり忘れていた
これは
私が幼稚園の時に
描いた絵で
住んでいた市の
コンクールで金賞をもらった絵!
人生における
初めての賞であり
数少ない
記念のひとつ
おばあちゃんが
大事に とっておいてくれた絵
阪神大震災で
崩れた家から
妹が持ち出してくれ
彼女の家で
大事に飾ってくれてた絵
何年か前に
日本から戻る時
妹から
持って帰ればと
渡されたのに
引っ越しやら
子育てやら
仕事にかまけて
どこへしまい込んだか
すっかり抜け落ちていた
久しぶりに
現れた
大事で懐かしい絵は
いつも
可愛がってくれつつも
ちょっぴり厳しかった おばあちゃんと
どうしても
反りが合わない妹への
何とも言えない想いが
よぎり
しばし放心
大震災をくぐり抜け
半世紀近くも
残っていたのは
おばあちゃんと
妹と
うっかり捨てなかった
息子のおかげ
本当にありがとう
確か
あの絵で金賞をもらい
嬉しくなった私は
その次の年
動物園で
ダチョウを描いたのだけど
ゾウと同じく
足を4本にして
賞を逃したのだった
ゾウの絵と一緒に
持って帰った下の絵は
全然 覚えていないのだけど
太陽が「赤」になっている
幼稚園での
お絵かきで
太陽を黄色に塗ったら
「太陽は赤なのよ、塗り直しなさい」と
先生に言われ
「だって太陽は黄色に見えるもん」と
心の中で
納得がいかないと
文句を言っていたことを
覚えてる
4歳や5歳のころの
こんなことを
覚えているなんて
記憶って面白い
この絵の中の
「人」の描き方は
息子が小さい時に
描いていたのと同じww
彼のほうが もっと上手だけどね
何だか
「血」を感じた一枚でした
額縁を買ってこよう