娘の告白話からの続き。

 

 

友達と恋バナで盛り上がり

 

話し足りないと

 

「ママはどう思う?」と

聞いてくる娘

 

 

夏休み終わるまで

髪掻きむしり

のた打ちまわって

 

悶々と悶え

悩み続ければいいのよ~

 

ドキドキ それが恋 ドキドキ

 

ママの年になると

そんなお悩みなくなるからと

 

12歳には

理解出来ない返事をするワタシ

 

 

だって彼からの返事

2ヶ月も待てな~~い!

 

と嘆く娘

 

 

あのね

その彼が「考えてみる」っていうことは

 

現在他に好きな子がいるとか

 

別れかけてるとか

 

もしくは娘のことを良く知らないから

返事のしようがないとか

 

色々あるでしょ。

 

といったら

 

「付き合ってって言った訳じゃないわよ。

 

あなたのことカッコ良いと思ってるの。

もっと仲良くなりたいわ。と言っただけよ。

 

大体性格知らないのに

いきなり付き合ってはないでしょ。」

(いや、私はそう言ってしまったけど。。。)

 

 

じゃあ

まずはお友達になりたいわけね?

 

 

違うわよ、友達よりもっと特別なポジションよ

 

 

でも友達にしかなれないって言われたら?

 

 

嫌よ、納得できないわ

 

 

 

あのね

相手にも感情があるわけよ

 

大体

自分だって好きじゃない子から

告白されたときに

なんて言ったか思い出してごらんなさいよ

 

 

ママね

友達でもない子が

好きっていうのは

私の見た目が好きで、綺麗だからでしょ。

そんなの、薄っぺらいからダメよ

 

 

ちょっと待て。

今なんて言ったぁあ?!

 

私が綺麗だからぁ~~?!

 

 

 

そうよ、私綺麗だモン

 

 

はぁぁぁあ~~~???

 

 

娘: ママは好きでもない子から

   告白されたことある訳?

 

 

 

私: …まあ、ちょっとは有るわよ。

 

 

娘: その時なんて断ったわけ?

 

 

私: うん、あの、その、今好きな人いるから。。。とか

   ごめんねとか。。。

まず、中学とかでそんな経験なかったし。

 

 

娘: それは見た目が可愛くなかったからよ。

   よくある話しだわ。

 

 

 

と髪をかき上げながら

小首傾げて言い放つ娘

 

 

いたいた、こういう

いけ好かない女子。

 

 

ちょっと可愛い顔して

髪の毛サラサラ

手足長くて

目がパッチリした

 

自惚れ強い モテ女

 

 

もう話してる最中

中学時代に逆戻り

 

娘に向かって

 

あなたが同級生なら

絶対友達にならないわ~~

 

やなオンナだわ~~~!!

嫌われ者だわ~~!!

 

と同級生化してしまったワタシ

 

 

ゲラゲラ

笑い転げて

 

自分の部屋に戻る娘

 

 

 

でもこれぞフランス育ちでもある

 

生まれた時から

 

世界で一番かわいい子

 

世界一素敵な王子様だの

 

お姫様だのと

 

毎日何度も言われながら

 

どの子も育てられるのだ

(私もそうやってこっち流に育てた)

 

フランスに限らず

 

欧米ではそうやって

 

子供にほめ言葉たっぷり

声がけしながら

育てている

 

だから老若男女

 

自分が世界で一番いい男、いい女と

 

疑ってやまない(例え口に出さなくても)

 

 

だって、親はそういって

育ててくれたもん

 

筋金入りの幸せな刷り込み

 

 

 

どうせなら

 

そういう思い込みのほうが

 

シアワセだよね

 

 

私なんか、どうせ。とか

 

何をやってもダメ。とか

 

自己肯定が低いよりいい

 

 

自分が世界で一番と

 

思っている子たちで

 

あふれている社会なのだ

 

色々と強い筈だわ

 

この間

うちの夫の事務所に行った時

 

オフモードになっていた

 

PCの画面には

 

「お前は世界で一番男前」

 

というテロップが流れるようになっていて

 

力が抜けた

 

恐るべし

 

刷り込み!!爆  笑