先日 主人が行きたいと言って
パリで催されている「大名展」へ行ってまいりました。
量的にはあまり無いだろうと
タカをくくって行ってみたのですが
なんの、なんの
展示は近在する3つの美術館に分けて催され
日本でも見たことのない
珍しく、美しく、ものすごい数の鎧兜に甲冑を見ることが出来
非常に価値のあるものでした。
江戸時代の
戦のない時代の兜は
装飾品であり、変わり兜は奇想天外なものも多い!
鹿、蝶、龍、雷雲、般若の顔に、
雷神、竜神、鬼瓦、トンボ、果てはカニの爪まで
よくぞここまで色々と載せたなと
作り手と城主の嗜好が見て取れ
感心しきりな私
展示の仕方も証明も変わるのですけど
共通していえるのは
ゆったり、制限無く、至近距離で
じっくり見れるようになっていること
日本で同じ展覧会があったとしたら
仕切り、仕切りで こんな近くでは
些細に見ることが出来なかったのではないかと思います。
東洋の美術品を集めて展示していることで
有名ですが
常展では
印籠や、珍しい屏風などもあり
何度見ても溜息
自分の国の歴史を垣間見れた
非常に充実した時間でした
フランスに来てからのほうが
日本の文化や、歴史的なものに
沢山触れる時間を持っている気がします
情けないような、有難いような
今回の展示は日本語の注訳がなく
フランス語のみだったので
もっと基礎知識があればと
勉強不足を反省
時代劇好きなだけじゃ
知ってる事はタカが知れてるわな~~~
