今年の冬は雨と雪が続き
それでなくても薄暗い
パリの冬に追い討ちをかけてくれましたが
やっとお日様と青空が見えたかと思ったら
また小ぬか雨.........
雨といえば
梅雨のイメージが
刷り込みで入っており
- 外で遊べない
- カビがはえる
- 足元がぐしゃぐしゃになる
- 洗濯物は乾かない
- 自転車乗りにくい
- 暗い
もう子供の頃から
どの時期の雨も
全然いいイメージなし
昔大好きだった彼が
雨の日って好きだよと言っていて
信じられない!と思ってたのだけど
雨降りを詩的にとらえたり
情緒たっぷりの
ラブソングなんかは
男の人のほうが多い気がする
じとじとの雨は大嫌いなのだけど
台風前とか
夕立は
思いのほか好きでして
ああいう
勢いよく降ったあと、
カラッ!と晴れる前提がない雨は
嫌いなんだな、きっと。
そして傘
これも
子供の頃からの刷り込みで
傘は黄色が一番いいと思ってる私
車の運転をする度に
よく思ったのが
黒っぽい傘を差している通行人は
夕方から特に見えにくい!
それでなくても
どんよりしたお天気に
黒っぽいものは
余計気分を落とすので
傘は
明るいものと決めている
このKENZOの傘は
30年来のお付き合い
パリに来るときにも
肌身離さず持ってきた
(あーもう時代を感じるこの古い柄)
2年前に
この傘のハリが歪み
パリ市内にある傘修理屋さんを
やっとこさ見つけ
お店に入ってひと目ぼれした
ジャンポールゴルチェの花柄
この2本の傘のお陰で
雨の日も憂鬱じゃなくなった私
雨が苦手で、関連してアジサイも好きじゃなかったのだけど
ヨーロッパに来てからは
ほんのり小さいアジサイや
いつも弱々しい雨に
それほど嫌な思いもしなくなり
雨降りの日は
どっちの傘差そうかなと
にっこりしてしまう私
まず
土砂降りでも
傘差さない人たちが多いヨーロッパ
いずれ目指さなきゃいけないのは
そのレベルか?と
傘差さない人たちを横目に
通り過ぎる今日この頃
でもやっぱり
お日様のほうが好き
あー
早くお天気になあれ