私はお肉は出来るだけ
お肉屋さんで
魚は魚屋さんで買うのですけど
週末お肉屋さんに行ったら
ノエルの季節のせいか、ショーウィンドー前面に
どんと鎮座されているオトリ様たち

このBRESSEというラベルは
フランスでは高級品であり
飼育、飼料、敷地などに格段の差があるため
味も普通の鶏とは格段に違うと知ってはいるのですが
まだ一度もお口にしたこと&調理したことなし
ちゃんとアタマ付で売ってるのね~と何気にお値段をみて
ぶっ飛び

このしっかりと前を向いている、ややこじんまりしたオトリ様は73ユーロちょっと
(日本円にして約9000円)

通常売っている鶏一羽は12ユーロ前後なので10倍以上
どのオトリ様にも「わかったか?」と言われている気分
いいえ、食べたことないので全然わかりましぇ~~ん
お値段にびっくりしつつ
この日はちょっと奮発して久々にウサギを購入
1兎18ユーロでございました。
ジビエの季節は過ぎましたけど
その時期にはキジやイノシシもそのままのお姿で
店頭に飾られるこのお国
私も鶏一羽を切り分けるのは
自慢じゃないですが上手になりました
(毎回、解剖のクラス思い出す状態ですけど)
「かわいそう」ではなく
ちゃんと感謝して食す
私たちの身となり血となって
体の中で生きてもらう
それが食卓に上った生き物への礼儀かと思って頂いてます
このオトリ様は
どなたのお口に入るのかしら~~?
腐る前に誰か購入してあげてねと
余計なお世話を妄想するワタクシでございました