この週末、義姉の住むリモージュへ娘を預けに行くがてら2泊し

彼女の70歳のお祝いと、主人の家族の墓参りへ行ってきた

主人と私は13歳違い、主人と10歳離れている姉は私の母と3つしか

変わらないので集まるメンバーも結構なお年の方ばかり

真ん中に5つ違いのお姉さんがいたのだけど、10年前に白血病で他界し

彼の両親も他界しているので、親戚は減るばかりなんだけど

残ってるメンバーは至って元気で食欲もおしゃべりも半端ない!

リモージュはフランスの丁度真ん中、おへそに当たるあたりに位置し

焼き物の街として日本では知られているかもしれないけど

ここはそれ以外に超美味しいリムザンのお肉の生産地として、

GOLDENと呼ばれる癖のない口当たりのやさしいリンゴの生産地としても

有名

人が集まるときには常に8~10人はざらなので

3日間のお料理の量も半端なく、飲むワインの量もそれに合わせて増えるので

体重も一気に増えるワタシ

食洗機があるとはいえ、洗う食器の量もすごいので食洗機はもちろん回りっぱなし

プールもあるし、まわりの林や森へ散歩に行くけどそれだけでは消耗しきれないほど

皆よく食べる

朝ごはん終わったら、もう昼ごはん何にする?の話題で
昼ごはん食べながら晩ご飯どうするか決めてる状態。。。

親戚の半分が教職、公務員のため学校の話、政治の話、昔の親戚がらみの話、、、

フランス語がついていけないのと、親戚の話なんぞは何回聞いても

覚える気がないのでこの手の集まりは本当に苦手なのだけど

長い年月の間に身につけた、笑顔で話を聞くフリしながら

耳は完全にふさがり、アタマの中を自分の好きな音楽や妄想でいっぱいにすると

いうテクニックを身につけ

子供が出来てからは彼らにかこつけて

度々デザート後から離脱する方法を覚えたので何とか耐えられる今日この頃

主人の両親が住んでいたところは、リモージュからさらにくねくねと奥地へ入り

車なしでは絶対行けないド田舎

誰も住んでいない両親の家をなんとかしなきゃいけないのだけど

そういいながら、早10年も経ってしまい

主人が使わないものをせっせと持ってきては置いていくので
巨大な倉庫と化している。。。
(モノを捨てれないフランス人多し。だからアンティーク業者が多いのだけど、、、)

こっちで免許の切り替えをし損なってるワタシは改めて教習所にいかなくては

ならないので、今この時点で主人が死んだりしたらもう絶対ここには自力で

くることが出来ないと確信している。

家って人が住まなくなると一気にほころびるのよね。巨大なクモの巣があちこちに張り

子供たちは絶対中に入りたくないという

この田舎もフランスに来てから彼の両親、姉、叔父、叔母と3-4年に1回の割合で

葬儀があり

田舎→葬儀-→親戚の集まり→疎外感いっぱい→嫌な思い出いっぱい→苦手

の連鎖反応で好きになれないのだけど

オランダやイギリスの人たちには至って人気があるようで

ここ数年でこの田舎に住み着く外国人が一気に増えた

家をお掃除して貸し出し出来たらいいなーと思っているけど
いつになることやら。。。

主人の小学校のときに使っていたカバンとか、成績表とか、曾おじいさんたちが
使っていたバネの外れたベッドとか、底の抜けた衣装ダンスとか
100㎡ある2階と3階の屋根裏いっぱいに置かれているガラクタを、
片付けることを考えるだけでエネルギー抜けおちていくんだけど
(一度チャレンジしたけど、3日でギブアップ。1割ほどしか掃除出来なかった。。。)

マッチ棒一本だけで事済まそうと提案するワタシを主人は人でなしと呼ぶが
だれが片付けるのよーーーー!

足腰元気なうちになんとかせねば・・・