【写真】ありがとうの5選 | ぴんとこないし、ピントあわない

ぴんとこないし、ピントあわない

構図とか設定とかよく分かっていない写真ブログ

突然ですが、3月31日をもって当ブログの更新を終わります。

 

……というのも、リアルのほうで大きな動きが出てきそうで、ブログの更新が滞りそうだからです。

昨年から1年以上にわたって毎日更新を続けてきた当ブログ。

不定期更新でも続けることは出来ると思いますが、サボり癖がある私のこと、ぐだぐだになるのが目に見えておりますゆえ……。

 

最後にこの1年撮ってきた中で好みの写真を5枚アップして終わろうと思います。

中にはこのブログで紹介したものもあるかと思いますが、ご容赦ください。

 

 

 

 

2023年の三社祭です。

このとき私は雷門交差点の向こう側に陣取って、雷門を潜って出てくる神輿を狙っていました。

最初は150-600mmの超望遠で神輿をピンポイントで撮ろうと思っていたのですが、それだと誰でも撮れる記録写真になってしまう。

「場所」として雷門を入れ、1/3秒のスローシャッターで交差点に殺到する人々をぶらしインパクトを出します。

大きく動く観客と、手前でピタッと止まる(実際はぶれてますが)警官の対比が面白い写真になったと思います。

 

 

 

 

8月の荒川線沿線散歩にて。

夏の日差しに辟易としながらふらふら歩いていると、狭い路地で自転車の練習をしていると思われる子供を見つけました。

この日は新しく入手したオールドレンズの試写がメインで、カメラには135mmがついていました。

これで咄嗟に撮影したことで適度な圧縮効果が生じ、路地の家々が引き寄せられました。

また、現像の際には夏の暑さを表現するため、いつもより強めのコントラストを施しています。

 

 

 

 

深川八幡祭りより。

大勢で神輿をわっしょいわっしょいと担いでいる横から、ホースで大量の水をかけています。

こちらも上の写真と同じ135mm(たぶん)で撮影していますが、この写真の魅力は画面中央の男性の表情とポーズだと思っています。

この日は曇り空で時折雨(というかこのあと大雨になります)でしたが、日本の夏特有のジトっとした嫌な暑さ。

雑なかけかた(笑)であるものの、長い距離を担いできた人たちにはその水はとても気持ち良いものだったに違いありません。

 

 

 

 

これも夏。

某商店街(SNSではそれなりに写真を見かけます)の壁から入り込む強烈な日差しに惹かれ、数日通って撮影した写真です。

こちらの商店街の壁はトタンで出来ていて、特定の季節・時間にはこのような光が射しこみます。

しばらく待つと向こうから白(だったと思う)のワンピースにキャップを被ったオシャレな女性が歩いてくることに気づきました。

こちらは望遠レンズだったので重さでブレたり水平が崩れないよう注意をして、連写したうちの1枚をモノクロで現像しています。

 

 

 

 

最後だけカラー、そして撮ったばかりという選定バランスの悪さ(笑)

秋葉原某所(というかまぁすぐ分かります)にあるかっこいい壁にて。

この稲妻マークは線がかなり細いので、通りがかる人を撮る場合なかなかシビアなタイミングじゃないと顔のシルエットが収まりません。

実はこの写真もタイミングでいうと顔が半分(鼻まで入っているのが分かりますか?)しか入っておらずシャッターを切るのが早すぎなのですが、スマホのシルエットがちょうど良い位置に来ていてなかなかインパクトのある写真となっています。

この他にも秋葉原はスナップし甲斐のある街なので、これからも定期的に訪れることになりそうですね。

 

 

 

 

と、こんな感じで5枚選んでみましたが、5枚中4枚が去年撮った写真です。

実は去年の10月あたりからポートレート撮影にどハマりしまして、こちらでアップ出来るスナップ写真が極端に減りました。

加えて冒頭にもお話した「大きな動き」によって更新時間がとれなそう……というダブルパンチです。

 

ニッチな写真を多く載せてきた当ブログですが、読者の皆様の反応がブログを続ける原動力になりました。

飽き性な私が1日1回更新を続けてこれたのも、ブログを通して写真の楽しさを伝えたい、と思ったからです。

 

……どうでしょう、ほんの少しは伝わったでしょうか?

写真には撮影者の感情が乗るものだと常々感じています。

私が常に楽しみながら撮影していたことが、拙い写真を通して皆様に伝わっていたのなら、これほど嬉しいことはありません。

 

このブログでの更新はこれで終わりになりますが、InstagramやThreadsを中心とした写真活動はまだまだ続けていくつもりです。

いつかどこかで読者様にお会いできることを願って、終わりの言葉とさせていただきます。

 

2024年3月31日 まがた