エディトリアルデザイナーのデザイン解説
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ブログ復活!

ついにブログを復活する事になりました。

今後はアイダックのデザイナーが、
自身のデザインを意図やこだわりなど
いろんな角度から解説して行きたいと思います。

あと、オススメの雑誌も併せて紹介していきます。


原点に戻ろう!

日本のオルタナティヴロックを解説している
『NU SENSATIONS』を中心に、
ポップカルチャーを紹介しています。


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インディーズのことは勉強になりました。
自主制作がインディーズということで。

インディーズレーベルという謎なものもあるわけですね。


マツダ「そうですね。

    特に外国のヒップホップが今メジャー離れしていて、
    みんなインディーズで曲を出すんです。
    お金を抜かれてしまうので。

    インディーズから出すので、
    大手のソニーや東芝EMIなどは大変みたいです。」


インディーズレーベルていうのも
自主制作なんですか?


マツダ「たとえば、デザイナーだったら
    独立して自分のデザイン会社を立ち上げたら、
    音楽業界の話で言えば、
    これもインディーズといえばインディーズなんです。
    
    そんなノリだと思うんです。

    自分でやった方が直接の利益が入ってくるので。

    だけど、メジャーは安定しているわけで、
    どちらを取るかということです。

    確かにインディーズはリスクも多いですから。」


流通がしっかりしていれば
それが保証できない部分もあるということですよね。


マツダ「そうですね。
    ただインディーズだとライブのブッキングも
    会場をおさえたりすることも
    全部自分たちでやらなければならなくなります。

    それまでメジャーでは新幹線の手配まで
    してくれたり、確定申告も、
    あらゆる面で自分でやります。

    音楽だけに専念できない部分というが
    たくさん出てきちゃうわけです。

    それがやっぱり自分で手売りしている感覚に近いですから、
    原点に戻るという意味でそっちの方が良いという人も
    たくさんいるみたいです。」


なるほど。

原点に戻るということは時としてとても重要ですからね。


さて、これまで一年ちょっと毎日続けてきたこのブログも、
原点に戻るということで、
ここで一旦小休止とさせていただきます。

当社アイダックデザインに所属する気鋭のデザイナーに
登場してもらい、好きな本を紹介しつつ、
自分の持つ価値観や世界観について語ってきました。

はじめた当初はどうなるか分からないままのスタートでしたが、
振り返って読み直してみると、当社の雰囲気を出しつつも、
良いコンテンツになったと思います。

読んでいただいたみなさんにとって、いかがだったでしょうか。

ひとまず、合掌で締めさせていただきます。


$月間150雑誌のデザインをする社長が贈る世界一わかりやすい雑誌ブログ-合掌


ブログにとどまらず、これからいろいろなアプローチから
ネットを使って情報発信をしてきたいと思っていますので、
これからもよろしくお願いします!

(株)アイダックデザイン 上田宏樹

音楽と出版の違い

日本のオルタナティヴロックを解説している
『NU SENSATIONS』を中心に、
ポップカルチャーを紹介しています。


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CDと本の売上から、音楽業界と出版業界の比較について
話しています。


今、エイベックスは調子どうなの?


マツダ「音楽業界自体が今相当厳しいですね。
    若い子はCD買いませんから。

    曲をダウンロードするにしても
    有料でするのか無料でするのかは別としても
    CDは買いません。

    そうは言っても日本がCDを買う国らしくて、
    海外ではタワーレコードがどんどん潰れているけれど、
    日本だけでは売上が良いそうです。

    実際、タワーレコードに行くと
    年配の人が多いです。
    若い人は少ないです。

    どちらかというと、タワーレコードに行って
    視聴して曲名を覚えてPCでダウンロードする
    感じの人が増えてきているのではないでしょうか。」


音楽も雑誌も大変だよね。

でも、タワーレコードもそうかもしれないけど、
紀伊国屋ジュンク堂に行ったらレジのところに
恐ろしく人が並んでいるよね。

出版不況なんて言葉があるのか?というぐらい
この人たちはどんだけ本を買うんだろうというほど
すさまじい勢いで並んでいる。


カトウ「僕もネットだけでなく
    本で見たいから本も買っちゃいます。」


音楽はちょっとデジタルになっちゃっているから
いずれにしてもちょっと難しいのかもね。

出版とは少し違うのかもしれない。


マツダ「この本も古い本なんですけど、
    紙が古くなってにおいとかこの感じがいいんですよ。

    僕は好きなんですけど。」


そうなんだよね~。

本はやっぱり紙だね。


マツダ「PDF化して保存するのはいいと思いますけど、
    それで読もうとは思わないです。


たまに実家に帰ってあるの分かっていたんだけど
押し入れにすごい古い雑誌とか出てくると
ちょっと感動するよね(笑)。

いつも実家のあそこにあるのを知っているんだけど、
改めて見つけたら嬉しい。

「まだあった!」みたいな(笑)。


マツダ「僕、今日紹介した本が家にあると思って帰ったんですけど、
    無くて捨てられたのかと思って胸が騒ぎましたから(笑)。

    たまに実家に帰ると整理されているんですよ。

    極力触らないでと親には言っているんですけど、
    自分でどこに何があるのか把握しているから
    位置が変わるだけで自分のデータの在り処が
    わからなくなってしまうんです。

    今回なくなっていてすごくあせりましたから。

    どこかに親がやっちゃったのかもしれないですけど。」

(つづく)
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