▼1月23日
 
 KTMジャパンは23日、昨年12月に届け出たリコール(回収・無償修理)の対象範囲を広げ、
改善措置も見直すと国土交通省に届け出た。2011年11月から16年5月までに生産したKTM「690DUKE」
と同「R」の2車種、合わせて1023台が対象。
メインハーネスとABSモジュレータが干渉しているものがあり、最悪の場合、ハーネスが損傷して
モジュレータが電流により破損、ABSが作動しなくなるおそれ。

▼1月17日

 ヤマハ発動機は17日、原付バイク「ギアBX50S」の後輪ブレーキケーブルに不具合
があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
2014年3月から16年3月までに生産した2936台が対象。
パーキングスタンド装着車の後輪ブレーキにおいて、ケーブルの組み付け作業が不適切なため、
ブレーキレバーの遊びが早期に大きくなり、ケーブルが過度に引っ張られて切れ、
後輪ブレーキが利かなくなるおそれ。これまでに12件の不具合が見つかった。


▼2月21日

 ヤマハ発動機は21日、スクーター「シグナスX XC125SR」に不具合があるとして
改善対策を国土交通省に届け出た。
2016年7月から同年10月までに生産した123台が対象。
エンジンの製造が不適切なため、タペットカバーからエンジンオイルが漏れたり、
バルブクリアランスを正常に保てず、加速が鈍くなったりする。