どこに手すりを付ける?

私の母はアルツハイマー型認知症です。

一人暮らしが難しくなった母を引き取り、夫や子どもたちと一緒に暮らしています。

 

介護保険で出来る住宅改修には、20万円の上限があります。

これは、一人につき一生涯を通しての上限なので、一度20万円を超えてしまうと、

もう介護保険を使って住宅改修は出来ないそうです。

 

20万円は大金ではありますが、住宅の改修となると限られた金額です。

いつ、どのタイミングで、どの改修にこの20万円を使えばよいのか、

決めるのはなかなか難しい問題です。

 

母を引き取ってすぐに、廊下や玄関の手すりで、半分くらいを使用しました。

いずれまた必要になるかもと、残りはひとまず確保しておいたのですが、

骨折したのを機に、違う場所にも手すりをつけようと考えました。

 

ところが、見積もりをしてもらい、あとは工期を決めるだけ、という段階で、

母が体調を崩して入院してしまい。

ひとまず改修はストップしてもらいました。

 

退院してきたら、母の状態はガラッと変わってしまい、

付けようと思っていた手すりは必要なくなってしまう事態に。

幸いまだ工事を始めていなかったので、キャンセルとなりました。

 

今後、母の状態の変化によって、もっと必要な改修が出てくるかもしれない。

せっかくの残金、ひとまずキープしておいたほうが良いと判断しました。

 

介護の状況は刻々と変化するので、改修のタイミングは難しいと実感しました。

業者の方には、せっかく見積もりしてもらったの申し訳なかったですが、

キャンセルできるタイミングで良かったです。

 

どこに手すりを付けるのか、

いつ、どのタイミングで、何を改修するのか、

決断するタイミングはとても難しいですね。