母、倒れる

私の母はアルツハイマー型認知症です。

一人暮らしが難しくなった母を引き取り、

夫や子どもたちと一緒に暮らしていましたが・・・

事態は急転し、介護の状況も大きく変化しそうです。

 

ある日、いつものようにリビングで、母と一緒に家族で夕飯を食べていました。

母は足が弱り、普通に座って食べることが難しいので、車椅子で食事しています。

 

母は普段食事中まったく話さないので、静かにしていても違和感がないのですが、

ふと母のほうをみると、だらんとして座ったまま、目を閉じています。

 

「どうした?」と声をかけると、目は開けるし、返事もするので意識はありますが、

反応が薄く、言葉もはっきり出てきません。

「なんか・・・気分悪い・・・」というので、

とりあえず口の中に残っていたご飯を出させて、喉につまるのを防ぎ。

 

問いかけには返事をするので、そこまで慌てませんでしたが、

言葉が出てこないので、「脳かな?」と心配になり。

自分ではまったく動けなくなっていたので、支えながら布団に寝かしたところ、

ズボンに血がついていることに気づきました。

 

下血か・・・

以前にも同じようなことがあったので、ピンときました。

 

母は訪問診療を受けているので、何かあったときはすぐに救急車を呼ばず、

24時間いつでも訪問診療に電話をすることになっています。

夜だったので、時間外窓口に電話をすると、折り返し医師から電話がありました。

 

状況を説明したところ、

「その状況なら、救急車を呼んで病院に搬送してもらってください」とのこと。

救急車を呼ぶことになりました。

 

救急車は以前にも呼んだことがありますが、

果たして呼ぶべきかどうか、判断に迷ったものです。

今回は、プロが判断してくれたので、迷いなく電話することができました。