一人暮らしだった頃

私の母はアルツハイマー型認知症です。

一人暮らしが難しくなった母を引き取り、夫や子どもたちと一緒に暮らしています。

 

母がまだ一人暮らしだった頃、

認知症らしいとわかって、なんとか対策を立てようとしたことがありました。

 

火の不始末が怖いので、ガスは使わないように伝え、

夕食は高齢者向けの宅配弁当を届けてもらうことにしました。

この会社は、弁当を届けるついでに安否確認もしてくださるので、

もし何かあれば、私の携帯に連絡をいただけることになっていて安心です。

 

まだ介護保険が使えなかったので、

自費でヘルパーさんを依頼して、週に何度か訪問をお願いしました。

 

しかし、やってみるといろいろうまくいかないことが・・・

 

まず、宅配弁当は、安否確認も兼ねられてとても良かったのですが、

母は嫌いなおかずがあったり食べきれなかったりすると、

残して冷蔵庫に入れてしまい、そのまま忘れてしまいます。

ヘルパーさんにチェックしてもらうと「今冷蔵庫に3個弁当入ってます」と言われ。

(全部処分してもらいました)

 

ヘルパーさんと一緒に、コンビニにお昼ご飯を買いに行ってもらっても、

冷蔵庫に入れたらもう忘れてしまい、数日たってからヘルパーさんに発見され・・・

(その日は何を食べたんでしょうね)

 

しかも、「ガスは使わないでね」と何度言っても、

ガスの元栓は紐で縛っているのに、何度も勝手に開けてしまう。

 

そして、薬はヘルパーさんに「お薬カレンダー」に小分けして入れてもらっても、

飲み忘れたり、二日分飲んでしまったりと、全く正しく飲めません。

 

病院の通院日を間違えて、全然違う日に行くし、先生の話も聞き取れていない。

 

極めつけは、スマホの操作が分からず、電源を切ってしまい、

電話がつながらない!

そしてなぜか家の電話まで電源が抜けてしまい、こちらもつながらない!

こっちは母と連絡が取れなくなってしまい、とても焦りました。

 

もう、混乱ぶりがすごくて、直接お世話してるわけじゃないのにドッと疲れ・・・

一人じゃ無理かも、と実感したのでした。