陸上自衛隊10式戦車、タミヤMM(ミリタリーミニチュア)シリーズ久々の自衛隊アイテムです!
それでは中身を見てみましょう。
箱を開けてまず気付くのはタミヤのMMシリーズには珍しく塗装説明書が組立説明書と別になっていることです。
この塗装説明書(カラーチャート)は上質な紙にカラー印刷されており、実車写真や実車の説明が付いたリーフレットとなっています。
キットの構成は良くも悪くもいつものタミヤスタンダードで、10式戦車の特徴である車体に無数にあるフックは単なる凸で表現され、キャタピラも一般的な樹脂製ベルト式です。
このあたりの処理は評価の分かれるところですが、近くで見ると実感に欠けるフックのモールドも別パーツにすると極小のフックを200個以上取り付けることになってしまい制作難度は一気に跳ね上がってしまいますし、パーツ数増加による価格上昇も避けられません。
キャタピラにしても同様で、プラスチックの連結式にすれば確かに実感は増すもののそれだけで価格は倍近くになってしまうでしょう。
作り易さやコストの面を考えれば個人的にはキットの再現度はこのくらいでよいかと思います。
フックやキャタピラ、アンテナなどは他社からディテールアップパーツとして販売されるので、実感を求める場合はそれらを別途購入しキットの物と交換すればよいのですから。
次回から制作作業に入ります(^-^)/