96式装輪装甲車の制作も半分くらいまで来ました。
そろそろ足まわりを組みたいのですが、そのためには車体を塗装しておく必要があります。
今日はその準備作業を行います。
まず車体にフック、レバーの類を取り付けます。
フックが28個、レバーが11個、合計39個、これらのほとんどがかなり小さいパーツなので破損と紛失には注意が必要です。
しかも接着はダボなどのない所謂イモ付け仕様となっているので、多少なりとも接合を確実にするため取り付け部をドリルでわずかにへこませておきました。
中でも一番の難物はこれ!
写真中央に見える小さな突起です。
これは偽装網を取り付けるためのフックで車体各所についているものですが、1/35スケールになるとこんな大きさなのです(/TДT)/
そもそもこの大きさなら一体成型でも何ら問題はなく・・作り易さを考慮するなら別部品にする必要はないと思われます。
それが証拠に接着してみると一体成型にしか見えず、いたずらに手を煩わせるだけという結果になっています。
よく出来た模型というものはただパーツ素を増やせば良いというものではなく、必要充分な精密感を維持しつつ作り手にストレスを感じさせない設計が必要で、どこをパーツ化してどこを省略するかという判断はメーカーのセンスによるところが大きいと言えましょう。
その点でモノクロームというブランドのキットは、ムダに多いパーツの中に要領の悪さが見え隠れしている気がします。
側面の窓は窓枠を残してマスキングしてから車体に取り付けてあります。
鉛筆のラインは塗り分けラインのガイドとして入れました。
これで塗装の準備は完了です。
次回、車体を塗装します。
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