いよいよ制作に入ります。
まずは毎度おなじみのコクピットから。
コクピットは最近のキットに比べるとあっさりしています。
フロアには座席と操縦桿、座席後方にロールバーと酸素ボンベが付きますが、本来あるはずの無線機や配電盤はありません・・。
そのかわり座席右側に正体不明のレバーが付いています( ̄□ ̄;)!!
コクピットを完全再現するとなると省略されている計器類をすべて自作せねばなりませんが、さすがにそこまでは無理なのでとりあえずこのままで良しとします。
キャノピーを取り付けるとほとんど見えませんしね( ̄ー ̄)
シートだけは完成後も目立つのでシートベルトを追加しておきました。
これ、ちょうど手持ちのエッチングパーツに適合するものがあったんですよ!
新しく買わずに済んでよかった・・ヽ(゜▽゜)ノ
さて、この震電という戦闘機は謎の多い機体で、コクピットの色もはっきりと断定できません。
現存機の写真では3色に塗り分けられていますが、これは修復後のものなのでオリジナルかどうかは不明であるためとりあえずコクピット色で統一しました。
座席はコクピット色ではなく濃緑色のようです。
これは同時期に作られた『橘花』や『彩雲』なども同じなので当時のスタンダードであったと推測できます。
コクピット前面には計器盤が付きます。
が、さすが31年前のキット・・完全にユーザーを突き放していてメーターのモールドはあるもののデカールは用意されていません。
「自分で塗れ!」ということですね・・。
全体をツヤ消し黒で塗装、水平儀の水色とブースト計の赤を入れたあとメーターにクリアを乗せてガラスを表現しました。
今日の作業はここまでです。
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