1/48アパッチ・ロングボウ制作日誌1~キットを見る | 行雲流水

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自由人まふの日々の記録

お待たせいたしました!


やっと制作に入れましたね~。


まずすべきことはキットの内容を確認して計画を立てることです。


実は前作の1/2tトラック制作時に資料として『陸上自衛隊 モデリング&主要装備品ガイド』という本を買いました。


模型人まふのぶろぐ


この本は陸上自衛隊関連のキット11種の制作ガイドと現行主要装備品の実物写真、それと先の震災での活動記録などで構成された資料的価値の高いもので、今回のアパッチ・ロングボウもこの本とキットを照らし合わせて作業の進め方を検討しました。


そこからわかったことは、このハセガワ製1/48キットはアパッチ・ロングボウの傑作キットと言われているにもかかわらず、キットだけでは陸上自衛隊仕様を完全には再現できないということでした。


というのは、実機の場合同じアパッチ・ロングボウでありながら国によって微妙に仕様が違っており、そのため陸自仕様として発売されたこのキットには元の米軍仕様のまま直されていない箇所があるのです。


ひとつ例をあげると、写真のハッチにはメッシュ状のモールドが3ヶ所ありますが、このうち下側の1つは自衛隊機にはなく、下の写真のようにセンターやや下とハッチ上側の機体部分にファン用の円形穴が開いています。


模型人まふのぶろぐ

模型人まふのぶろぐ


他にも省略されているモールドなどがあってそれらを再現するには別売りのエッチングパーツが必要になるわけです。


さらにもうひとつ、機首にある光学機器の透明カバー部にも別売りアイテムが必要です。


模型人まふのぶろぐ


ここには光線の具合で色が違って見える特殊なカバーが使われているのですが、そんなものを塗装で再現できるはずがありません。


そこで登場するのが平面用偏光シートなるアイテム!


あたかもアパッチのために開発されたかのような代物で、これを貼れば見事に実機そのものの雰囲気が出せるのです。


そのあたりを無視して作ることもできなくはありませんが、そうするとおそらくあとあと後悔が残りそうなのでここは思い切って奮発することにしました。


両方で+2000円ほどの出費となりますが納得のいく作品を作るためには仕方ありません・・(T_T)


次回から組み立てに入ります。



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