この軽装甲機動車を作ったのは東日本大震災の復興支援に尽力した自衛隊の功績を称えたいという思いからでした。
となれば車両だけでは寂しいと思いませんか?
やはりここは復興支援の主役たる隊員もいてほしいと思うのが心情でしょう。
キットにはドライバーが付いてはいます・・が、このキットは再三書いているように「イラク派遣仕様」です。
ご覧の通り分厚い防弾チョッキを着た姿でモデル化されているためこのままでは災害派遣時の隊員としては使えないのです。
改造するにも防弾チョッキを全て削り落として迷彩服のモールドを作るのは大変な作業です・・。
もうひとつ言えば完成後の車内はほとんど見えないのでドライバーよりも立ちポーズの隊員フィギュアを車外に置きたいわけで、そうなるとフィギュアを別に用意しなければなりません。
ところが!
どうしたことか自衛隊員のフィギュアセットはこちらも「イラク派遣隊員」のセットしか発売されておらず、
当然ながらドライバーと同じ分厚い防弾チョッキを着ているのでこれもボツ・・。
あとは通常装備のフィギュアがどこかにないか探すしかありません。
他の自衛隊関係のキットを調べてみたところ残念ながら標準的な装備のフィギュアはありませんでした・・。
が、戦車搭乗員のフィギュアであれば「90式戦車」と「オートバイ偵察セット」に付属していることがわかりました。
こちらならわずかな改造で通常装備の隊員にすることができます!
というわけで「オートバイ偵察セット」を購入することにしました。(戦車は高いので・・)
結果的に用意できたフィギュアは1体のみとなってしまいましたが・・まぁいないよりはマシということでよしとしましょう・・(´□`。)
さてこれがその戦車搭乗員のフィギュアですがヘルメットと靴が専用のものとなっています。
通常装備とするためヘルメットを軽作業用の樹脂製ライナー(内帽)に、ブーツを編上げ式の戦闘靴に改造しました。
加えて作業終了後をイメージして袖をまくった状態にしてみました。
今日はここまでです。
次回、塗装して完成させます。