前回までで機体のおおまかな部分が出来たので今日から細部の工作に入ります。
まずはキャノピー。
ここは窓枠部分の塗り分けという飛行機模型で一番面倒かもしれない作業があります。
とくに大戦中の日本機は窓枠が多く、ことに爆撃機系などは窓そのものが多いのでかなり大変です。
月光のキャノピーは内側上部に照準器が付きます。
セロテープで窓をマスキングしたら先に黒を吹き付けてから機体色で塗装します。
これは窓枠の内側が黒く塗られていたためで、こうすれば塗装は表からだけでよいので裏面をマスキングする手間が省けます。
今回は閉めた状態で制作しましたがこのキットは開けた状態のキャノピーも付いているのでどちらでも選べます。
塗り分けができたら機体に接着しますが、このとき隙間ができないよう注意しましょう。
次は斜銃の銃身を取り付けます。
前側の2門は外板のスリットを通して内側の機関部に接着します。
後の1門は点検用パネルが別パーツとなっているためそのまま接着してOKです。
このパネルも開閉選択式でしたが接着しないことで完成後も外せるようにしました。
零戦などの単座戦闘機は翼端近くにピトー管がありますが月光のそれは機体下部にあります。
そのため衝突防止の注意を促すよう先端部を赤く塗ってあったようです。
あとは脚カバーと機体下部にアンテナ柱を取り付けて細部の制作は完了です。
次回は撃墜マークと機番のデカールを貼ります。
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