1/6 火炎(ほむら)制作日誌~その1 | 行雲流水

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自由人まふの日々の記録

さてさて1/6火炎ちゃんです。タイトルは便宜上これまで通りに「~制作日誌」としましたがプラモデルと違ってガレージキット(以下ガレキ)・・とくにフィギュアはムクのパーツを整形、接着するだけなのでキットが違っても工程にそれほど違いはなく、制作過程を記事にしてもあまり意味がありません。

なので途中記事は省略、完成後に画像をご覧いただくことにしてここでは制作時の注意点などを簡単に説明するにとどめます。

まずは部品の整形から始めます。このキットに限った事ではありませんが、ガレキの場合わりと無神経にパーツに湯口が付いています。

つまり髪などの細かいモールドが入ったところでもお構いなしに余分な部分がくっ付いてるということで、パーツを本来の形にするには余分を切り取り、なおかつその部分のモールドを再現せねばならないのです。

kit204
これを・・

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こんなふうに

kit203
これは

kit205
こうします

あとガレキの弱点として細長いパーツは歪みが出やすいという点が挙げられます。これは材質に起因するものと思われますが、硬化時の収縮などでどうしても曲がりが出てしまうようです。

kit200
こういうパーツは要注意

この場合、熱湯で煮沸することである程度は修復できますが、それでも完全にまっすぐにはならないことが多いので場合によってはプラ材や金属で新造を考えた方がよい場合もあります。

フィギュアの場合、一体成型でなければ必ずどこかで分割しなければいけないわけですが、これもキットによってはかなり大胆に腕や脚の途中でぶった切ったような分割にしているものがあって、その場合は接着した後継ぎ目をきれいに消さねばなりません。

中にはポーズの関係で「塗装→接着→整形→部分塗装」という複雑な工程となるものもあってこれがなかなか面倒な作業となるのです。

しかも面倒なだけならガマンも出来ますが問題なのはその後の事で、どんなにきれいに処理しても経年変化によって必ずと言ってよいほど継ぎ目にひびが現れてくるのです。

全裸のキットであればどこにも分割線を持ってこられないので仕方ありませんが、通常のキットなら素肌と着衣の境目で分割するなどの配慮がほしいものです。

その点このキットは優秀ですべて境界線があってしかるべき部分で分割されているため継ぎ目消しの作業は一切必要ありません。

kit207

パーツの精度もよく、合いは抜群なうえにパーティングラインも大きなずれがないので整形が楽に終わりました。


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