雷電も零戦と同じ三菱製の戦闘機なのでコクピットも当然同じ色です。
Mrカラーに三菱系コクピット色があるのですが、実機の写真を見ると
もう少し黄緑がかった感じに見えます。
そこで、以前零戦を作った時に同Mrカラーの中島系コクピット色をブ
レンドして明るめの色調のコクピット色を作りました。
その塗料が残っていたので今回もそれを使うことにします。
コクピットは基本的に単色なので、まず全体に「コクピット色」を吹き付けます。それから補器やレバー類を指定通り塗り分けます。
計器盤は予め黒で塗装し、メーターはデカールを貼って表現するようになっていますが、メーターにはモールドがあるのでソフタ―やフィッターを駆使してきちんと馴染ませましょう。
シートベルトは省略されているのでファインモールドのエッチングパーツで追加してあります。
コクピット左舷にあるスロットルレバーは黒の塗装指定ですが、零戦にも見られる水色で塗ってみました。これは同メーカーの機体なら同じ色もあったのでは?という観点からそうしたものですが、色味の少ないコクピットの中で座席右側レバーの赤と共に良いアクセントとなります。
それら個々の塗装が出来たら床板、側壁を組み上げ、計器盤、座席等を取り付けてコクピットの完成です。 つづく
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