いよいよ各パーツの接着、これが終われば完成となる最後の工程です。
ガレージキットの場合、プラモデルのようにはめ込み固定できるようなダボはなく、作り手側がしっかり固着させるよう処置をしなくてはなりません。
接着には瞬間接着剤、またはエポキシ系接着剤を使いますが、レジンキャストはスチロール樹脂のように溶剤系接着剤を用いて溶着させることもできないので、より接合強度を得るための措置として接合部にアルミや真鍮などの金属線を埋め込む方法が一般的です。
接合するパーツ同士を金属線で繋ぐことでプラモデルのダボと同じ効果を持たせると共に接着する面を増やして接着剤の効果を高める狙いもあります。
このとき注意すべきは塗布する接着剤の量で、以前の記事でも書いたようにガレキは「塗装後に接着することがほとんど」のため接着剤のはみ出しはリカバーできませんので、多すぎず少なすぎない適量を覚えることが必要です。
この接着剤のはみ出しを軽減する方法がありまして、金属線を埋め込むための穴を開けたら表面を一回り大きくザグっておくんです。たとえば2mmの穴を開けたら表面から1mm位の深さまでその穴を3mmに広げるということ。こうしておくとその部分が接着剤溜まりになり、はみ出しが防げる場合がありますので覚えておくとよいでしょう。
完成しました!


セーラーネプチューン

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