ブルーのアネモネ


今週、整形外科に行くと、レントゲン撮影で、骨の崩壊が進んでいることを知らされる。

夜中の激痛はある程度コントロールできるようになったが、日中の腰痛と、周辺筋肉の強張りと鈍痛はがひどくなっている気がする。

意識が遠のくような激痛は恐怖でしかないが、鈍痛も気分を暗くさせられる。


骨粗鬆症を改善するために、週一度の注射あを受けた。これは毎週同じ曜日に注射を2年間続けるという、かなりハードなもので、一日ずらすなどということも厳禁なもののようです。

これはこれからの生活がかなり制限されてしまう。

しかし、このまま放っておけば、骨の潰れは次々進行していて、どうなるかわからない。

イヤハや大変な事態になったものです。

しかし圧迫骨折は15年くらい前から進行していたのではないなというのが、僕の正直な実感です。


老化とその先の死は漠然と受け入れてはいたが、急坂を転げ落ちるように体が劣化していき、それに伴う苦痛や生活の質の低下はより真実味を帯びてきた。

楽には死なさてくれないのだ。