帰宅した息子の様子がおかしい。
どうした?と、聞いたら、
ある講義に、もう出たくない、と。
涙目。
詳しいことは割愛するが、
まあ、
大勢の中で、
執拗に息子ばかり質問され、
わかりませんと答えたら、
某学部のくせに、こんなこともわからないんですか?と、教員に馬鹿にされた、と。
(一社会人としてハラスメントに該当すると判断)
息子の大学は専門外の科目も履修できるため、
息子の学部に対する歪んだ見方みたいなものもあるのでしょうが、
格好の餌食になってしまった、って、感じ?
息子は単位なんかいらないから、
もう出ない!の一点張り。
しかし、
逃げ癖は、良くない。
しかも、
これは、れっきとしたハラスメントです!
どうやら「アカデミック・ハラスメント」というらしいですね。
そんなきちんとした正式名称もあるならば、
そりゃ正当な解決策で立ち向かえばよい。
大学にはハラスメント相談窓口があります。
そこに相談希望のメールを送りました。
どうやら、
その教員、
息子の大学だけではなく、
県内他の2大学でも指導をしているようで。
知ってましたか?
ネット上に鬼仏表なるものの存在を。
教員が鬼か仏か、
どんな教員か、
教員の名前は実名公表ですが、
投稿は匿名で学生がしているサイト。
その教員、
息子の大学での名前はありませんでしたが、
他の大学で鬼評価の山!
くせ者、関わらないに限る、的な。
最低な教員。
息子と同じことをされている学生が他にもいた!
だから、ね、
そういうヤツはまともに相手にしちゃいけないんですが、
(世の中には変なヤツが山程いるんだから、いちいち凹んでたらキリがないよ、とも言ったんですが)
まだまだ青いからね〜。
まあ、でも、ここは乗りかかった船、
正当な解決策で一度立ち向かってみるのも経験だ。
息子の言い分。
わからなくても大丈夫ってシラバスに書いてあった。それなのに、わからないと言ったら馬鹿にされた。
100人近くいる学生の中で、執拗に息子に質問する。これをハラスメントと言わずして何と言う?
母の言い分。
わからないことを学びに行ってるんだよ、最初からわかってたら大学なんか行ってないわ。
学ばせて頂くために、高い学費を払ってんの!
わからないって言ったら馬鹿にするなんぞ、教育者としてありえない。
そういう教員がいるということを大学に知っていてもらう必要がある。
問題が解決するか、
相談員も巻き込み大事になるか、
わかりませんけど、
今は理不尽なことを理不尽だと言える世の中。
そういう環境が大学にもあるならば、
それは、単なるお飾りではなく、
使うべきだと思いました。
そして、
相談依頼のメールを入れた息子に、
その窓口は、
自分が被害者の場合だけでなく、
第三者が被害者になっていて困っている人が近くにいる場合でも使えることを教えておきました。
理不尽には正しい解決策で臨むことも、時には必要。
私は、
その教員に処分を下して欲しいとか、
そういうことではなくて、
学生が安心して講義を受けられることは最低限の権利だと思うので、
そこんとこは、よろしく頼みます、ってことだけですね。
だから、
やっぱり、
事実は大学側に伝えるべきだと思いました。
解決せずとも、
事実を伝えたという爪痕は残しておくべきかと。
★万一、この教員の態度が原因でメンタル病んだり退学したりする学生が出た場合、息子の苦情も少しは役に立つことでしょう。そういう悲しい学生を出さないための、ハラスメント対策なんだから!堂々と、苦情を申立てろ、息子よ★
ちなみに、
東大ではアカデミック・ハラスメントで処分された教員がいるようです。
息子が受験し不合格だったR教大学は授業中に学生と教員が罵声を浴びせ大喧嘩、とか。
大学って、意外と激しいところなんですねぇ