先月2月20日正式譲渡(譲渡番号112)

になった《がお君》🐾

ケルビムさんからお預かりした保護猫ちゃんでした

沖縄の糸満氏の地域猫として暮らしていましたが、交通量の多いいところでしたので、ケルビムさんが保護し、里親様を探していました。沖縄では猫事情が酷く保護猫も多いいのが事実アセアセがお君こんなに可愛いのに引き取り手が見つからず数年経っていましたショボーン

沖縄の保護主さんは猫飼えないけど、人懐っこくて可愛いがお君には愛情を持っていて里親様が見つかるまではとケルビムさんに通われていたそうです。

 

そんながお君ニコニコ横浜まで飛行機✈️で飛んできて、ケット・シーでお家探しを🏠する事になった猫ちゃんでした。

コスプレも、文句言わずにさせてくれるがお君ラブ

みんなの人気者ですハート

 

新しいお家での生活がはじまり、1ヶ月位が経ちました。私の譲渡報告が遅れていたと言うことも有りますが...報告でのタイミングに、大事件ガーン起きてしまったのでアセアセ里親様にはハッピーなブログにならずに申し訳ないもやもやとお伝えして今回の事を書かせて頂きます。

 

 

 

3月27日(土)〜3月28日(日)までの時の話

 

27日の土曜日14時30分頃、ラインが入りました。

とても焦っている様子のラインガーン

桜を見ようと、公園にきて、ハーネスをつけたがお君を出したら暴れだして、走って逃げていってしまったという内容。

どうしたらいいのかわからずパニックの状態で、とにかく私にラインをくれた里親さんショボーン

一瞬心臓が止まりそうになりました。里親さんこそ、生きた心地がしなかったと思います。

 

とにかく脱走は時間が勝負です。

がお君の家を知っていて、比較的近くにいるのではないかと思う人物❗️そう、ケット・シーの仲間グー青木塾長に連絡をし《がお君!捜索指揮官》をお願いしました。

 

次にケット・シーのボランティア50名いるグループワークスに連絡を入れ、がお君捜索に向かえる人を募りました。

 

公園現場では里親さんやケット・シー数名集まり

青木塾長の指揮により↓

 

①集まったメンバーとご家族で地図を作りポスティングをしてチェック。

②ポスティングしながら近所への声かけ、犬の散歩をしている人にも声かけをし餌やりさん情報ももらう。③センターや警察、病院にも連絡

④周辺をがお君探し

⑤怪しいポイントに捕獲機をかけて見張りをつける

(*画像提供 ケット・シーメンバー伊藤さん)

 

捕獲に慣れたメンバーが集まり無駄なく行われました。

 

土曜日は春とはいえ肌寒く、捕獲機の見張りを交代で深夜まで続けるのはなかなかの試練ではあった

 

明日は春の嵐で雨が降るショボーン

その前に...そのことばかりが脳裏によぎっていた。

 

現場で動くチーム

自宅でSNS等情報収集を伝え、集めるチーム

 

大事件が起きた時の警察映画の再現に近い2日間だと思ったほど、大勢の人が駆けつけて協力してくれました

 

沢山の方が、がお君を心配して探しに来てくださいました。

 

脱走防止対策を自宅にしっかりしていた。なのにわざわざ外に出してしまった今回の事件タラー

 

家からの脱走よりも、家から離れた場所からの脱走の方が捜索難易度が高いです。

そして雨が降って、全てのにおいが流されてしまったら...ガーン

 

がお君の愛する家族の匂いも消えてしまう。

 

里親さんも猫を初めて家族にしたとはいえ、がお君が可愛くてとはいえ、無知で行動してしまった事。

 

家族に愛されていた事には変わりない..のだろうけど

 

今回の事は、契約違反(外にはベランダでさえ、絶対に出してはならないというルール)でしたが、早くに連絡をくれた事で大事に至らずに済みました。

愛しいがお君
 

 

がお君の里親様の言葉

『本当に軽率なことをして命の危機にさらしてしまい、深く反省しています。本当にすみませんでした。

また、沢山の方々に探していただき感謝しきれません。本当にありがとうございました。』

 

がお君...

本当によく戻ってきてくれた

 

今回の事、運良く、がお君が早く見つかったのかもしれない。

車に轢かれていたら...遠くに行ってしまったら...沢山の後悔の念が頭の中をぐるぐる回っていた。

 

公園の雨水が溜まって流れる縁に入り、沈んでいたがお君。(*ルイス君の里親様、画像提供)

 

捕獲の瞬間動画(青木塾長お手柄拍手)



 

シャンプー爪切りしてくれて病院まで里親さんとがお君を連れて行ってくれた岩崎さんに伊藤さん達

 

今回は時間にすると27時間

がお君は迷子になっていました。

 

SNS情報チームによりInstagramや FacebookにTwitterを拡散した。情報をキャッチした里親様やケットシーのお客様、SNSのフォロワーさん...夜中にまでも公園に集まってきて下さいましたショボーン

 
今日もカフェに出勤していたら、沢山のお客様に「がお君が見つかってよかった〜キラキラ」と声をかけられました

がお君、こんなに愛されている...

胸が押し潰されそうになり、がお君を思い出すと涙がこみあげてきます。

 

本当に沢山のご協力を頂きました。

一人一人にご挨拶できず、心苦しいのですが、このブログを通して感謝の気持ちと返させて下さい。

 

 

近所という事でご協力いただきました。

大網避難所の大網様

捕獲の名人の山下様

 

ありがとうございました。

 

 

SNSで駆けつけてくださった

お客様

ケット・シーの里親様の皆様

SNSのフォローワー様

 

ありがとうございました。

 

 

沢山の拡散をお手伝いしてくださった

Facebookの友人

Twitterのフォロワー様

Instagramのフォロワー様

ケットシーの仲間のご友人様

 

ありがとうございました。

 

 

そして、ケット・シーのメンバー

 

総出で一致団結。

感動でした。ありがとうございました。

 

 

最後に

がお君の里親様

 

外に出たら、猫は...死にます。

早めのご報告と、諦めずに寝ずに、家族としてがお君の事を探してくださりありがとうございます。

がお君の安らぎの場所として、ずっと側にいてあげて下さい。

2度と外には出さない..そのお約束を必ずお願い致します。

 

      2021年3月29日 caitsith 服部由佳

 

 

 

 

 

保護譲渡に関わりを持たれている方へ

これから里親になろうと思っている方へ

 

猫を外に出し、しかもハーネスでお散歩。

譲渡の契約時に説明はしていないのではないか?

許されない事だ、などcaitsithの私へのお怒りの声もいただきました。

 

今回はスタッフの力により2日間での保護に至りました。ただそれが当たり前では有りません。2日間は奇跡です。2週間..いや1ヶ月以上は毎晩の徹夜を覚悟して保護をするつもりでいました。

長くなれば探偵を雇ってもらうお金もお支払いいただく事になったと思います。

 

保護活動家の方たちも、脱走、その言葉だけで騒然とされるかと思います。

 

 

私たちの活動(活動家の皆様)は、里親に出した猫を最後の日まで里親様のもとで幸せに過ごしてもらう事。

 

逃げてしまった猫を探す事ではありません。

そして今回、たまたまタイミングが良かっただけ。

がお君が運が良かっただけ。

 

私は譲渡の契約時に『外に出すことの禁止』の説明はしていましたが、今回はケット・シーとしての失態を犯してしまいました。

2度と起きて欲しくない。

 

大切に保護した猫を、大切にお届けしました。

 

猫を家族に迎えた方、これから迎えようと思っている方に改めてのお願いです。

 

外に出してしまう事は絶対にしないで下さい。