投票日当日の指定された投票所は、普段は集会所として使われている建物です。それほど広くない和室の畳をシートで覆い投票箱や記入台が設置されると如何にも圧迫感があります。加えて狭い空間に立会人として自治会長など近所の顔見知りの人が多いことも私を落ち着かなくします。
そんな投票所の雰囲気が私には苦痛でした。
期日前投票は市役所まで行かなければなりませんが、比較的近いので苦になりません。期日前投票の制度が実施されて以来、期日前投票を利用しています。
では、市役所に開設されている期日前投票所が私にとって快適かというと、そんなことはありません。
それほど広いスペースでもない一画に何人ものスタッフがいて、圧迫感は似たようなものかもしれません。年齢的にみてもほとんどが市の職員ではないようですが、人が多すぎるように感じます。
1人2人とちらほらやってくる投票者に対して10名に及ぶ人員配置というのは多過ぎるように思います。手持無沙汰で如何にも暇そうに見える人たちの視線を背中に感じながらでは、小心者の私なんかは落ち着いて投票用紙に記入も出来ません。
期日前投票者が連日列をなすというのならともかく、もう少し少ない人員で対応できるのではないかと思います。人件費も馬鹿にならないでしょう。
以前は、投票前に入口で渡された用紙に、住所・氏名・投票日当日に投票できない理由等を書かなければならなかったのですが、私の市では、郵送された投票所入場整理券の裏面に必要事項を記入しておけばその必要がなくなりました。
改善されたことは評価できます。でも、もっと改善すべきことはたくさんあるように思います。
ネット選挙解禁という割には盛り上がっていないように感じられます。
解禁と言っても、ネットでの投票が出来ないのですから当然でしょう。個人のメール禁止を筆頭に制約が多すぎます。この状態でネット選挙を標榜するのには疑問を感じます。
「なりすまし」や「誹謗中傷」など問題点もあるでしょうが、それを克服して電子投票を実現することが、投票立会や開票作業などにかかる莫大な人件費の削減に繋がる得策ではないかと思います。
若い世代の政治離れ、無関心もあって投票率の低さが憂慮されています。30%台から40%台の投票率で私たちの代表が決まるなんて絶対におかしい。投票率アップ、選挙にかかる費用の削減を真剣に考えるならば、ネット投票実現に力を入れるべきではないか、などと考えながら市役所を後にしました。







