カバーストーリーと空売りに対する誤解 | 起業家&トレーダーNのブログ

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スイングトレーダー&起業家の戦記。

ピーター・リンチ、ベンジャミン グレアム、


その他個人投資家のメンター的な投資家は


少なくない。


自分も初心者時代にはリンチやグレアムにも


たくさん学ばせてもらった。


自分、ジョージ ソロスもリスペクトしているけど、


最近一番読むのはリチャード ワイコフ


かもしれない。


今から100年ぐらい昔に活躍した人。


1920年代〜30年代ってスゴい人がたくさんいる。


ジョセフ ケネディー、バーナード・バルーク、


リバモア、etc。



空売りについては世間一般には誤解が多い。


※僕も初心者の頃は誤解していた。


株式投資の世界には一見もっともらしい


カバーストーリーにあふれている。


空売りを仕掛ける短期&投機筋が相場を


崩しているのだ、と。


でもね、自分なんか空売りを上手に仕掛けられる


天才じゃないけど、株価がその銘柄の適正価格


より明らかに過熱していたら


誰かが冷まさなければならない。


間違った値への異議申し立て。


そして空売り勢は将来的には確実な買い方。


必ず買い戻してくれるのだ。


空売りを仕掛けるヘッジファンドがショート


だけかと言うとそんなことはないと思う。


※ショート専門もあるかもしれないけど。


基本、ロングもショートもやる。


あらゆる観点から今はロング、ショートと


判断して仕掛けているのだと思う。


空売りなんてやってみればわかるが、


安易に仕掛けたらものすごい大やけどをする。


キレイに決まったときは速く大きく儲かるけど、


一歩間違えたら一瞬で死ぬ。


自分も一番やられるのは空売りの踏み上げ。(笑)。



相場が崩れると空売りがやり玉に上がるが、


実は日頃株価に一喜一憂してはいけない❗


などと他人には言っている人がこっそり


ちゃっかり売り抜けていたりする。


実はそういう投資家が一番相場を崩している。


ワイコフ氏も相場が崩れるのは買い方が


逃げるのが一番の要因と言っている。


その通りだと思う。


偽物の長期投資家たち。※実は大半?


最近、長期投資の理想型だな、と思うのが


ケーズホールディングス【8282】。


2001年には安値で92円も付けているけど、


上下しながらも四半世紀レベルで見ると


ずっと右肩上がり。※現在、1540円。


短期的には何度となく半値ぐらいには


平気で下がっている。


しかしその度にしっかり反発して


上がり続けている。


こういう銘柄をガチホして、下がったときに


仕込んで買い増ししていくのは良いと思う。


とにかく、空売りに限らず


世の中にはカバーストーリーが多い。


カバーストーリー。


最近、自分の中のちょっとした


トレンドワードだ。