みえ木造塾2018 実大実験 | ヨネダ設計舎のブログ

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みえ木造塾2018 第4回



山辺豊彦先生による講義のあと、実大実験.

オーソドックスな試験体の実験を見たことがない若手や、新塾生の為に、そして先輩塾生たちの復習のため、原点回帰ということで昨年からシンプルな実験シリーズにしています.


昨年の単純梁に続いて、

今年は筋交の耐力について.


筋交 スギ 45x90 2倍耐力壁

①端部を釘でのみ、とめつけたもの

②筋交に死節があるもの

③現行建築基準法上、正しい工法の筋交

④構造用合板の耐力面材



印象に残ったのは、面外座屈を拘束するとしないのではものすごく耐力が変わるということ、

圧縮と引張では値も、耐力に必要な要となる部分も全く変わってくるということ、

変位角 1/30 終局体力まで案外耐力は持続するんだということ、(筋交が折れなかったら)  

やはり面材、強いな、ということでした。




なにより、実際にどの規模の地震で、壁構面がどれくらい変位し、その時の耐力がいくらか、仕口はどう変形しているのか、ということをこの目で見、リアリティをもって感じれたことが大きな学びと収穫です。





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