未来の計画を立てること、今の目の前だけをみつめること | わたしを知る、わたしを愛する、わたしを生きる@京都 二条駅 トランスフォーメション・ゲーム&キネシオロジー

わたしを知る、わたしを愛する、わたしを生きる@京都 二条駅 トランスフォーメション・ゲーム&キネシオロジー

使命と才能を120%引き出す潜在意識の通訳者

*京都にて講座開催*
あなたも「自分の使命と才能を生きる人」に。
モヤモヤをとりのぞき、自分を使い切って人生の道をまっすぐに進めるようになります。

こんにちは。まえたです。

今日、本棚を整理していたら、新卒のときに上司にもらった本が出てきました。
計画の立て方についての本です。
目標から現在の行動への落とし込み方について書いてありました。



「未来の自分を描く。そこから逆算して今やることを考える」ってビジネスでは大切な視点ですね。私も大学をでてすぐに叩き込まれました。営業職でしたので、到達したい数字から逆算して行動に落とす、というのは必須能力だったんです。この視点があると、明日やることが明確になります。立てた目標が達成しやすくなります。

就職や転職希望の方を支援する立場になってからも、クライアントに対してはよくこの方法でお話をしました。特に「こうなりたい」という姿が明確が方には、この未来からの逆算方式で「それならば、いま何をしたらいいか」をお話することが多かったと思います。



ただ最近は、この考え「だけ」で暮らすのが、とても苦しくなりました。本当のところ、5年後10年後に何になっていたいかなんて、今の私にはわかりません。焦るましてそれにむけて計画を立てるなんて、あわわわわ~~という感じです。
たとえば今持っている価値観にしても「この思いや、考えは私の基盤として残るだろうな」という予感はありますが、それも生きて行くうちに変わるかもしれません。人間が生きる(成長する)って、変化することですので。先のことは考えなくても目の前のことをコツコツとやっていって、それが道につながることもあると思います。

(こういうことを考えるようになったのは、病気がきっかけですが、それはまた今度のお話)




起業する、ビジネスをする。そういうときって、ともするとビジネスだからと「未来からの逆算思考」だけを使ってしまいます。それが気持ちいい人はそれでも良いのですが、その考えになじみがなく、それを実行するとしんどくなってしまう質の人もいます。それは、人ごとに気持ちいい物事への取り組み方が違うんだって話であって、その方が悪いとか、怠け者なわけではないんですよね。

まぁ、いってみれば、単にタイプが違うだけです。どちらも間違っていない。




どっちもかわいいニャー



とくに転機を迎えているときは、目の前のことを、ただひたすら毎日行うほうが、気持ちが楽になるときもあります。病気の療養中だ、赤ちゃんを産んだばかりだ、会社を辞めることになった、会社を立ち上げた…などなど。未来のことを考えられないくらいのときには、まず目の前のことをひたすらやることが大切なときもあります。


ブログやWEBの発信って、はっきり「私はこう思う」と述べる方に人気が集まります。だから、記事では「○○しましょう!(それがベスト)」というメッセージ性が強い文章があふれます。でも本当は「どっちか一極で考えたい人はそれでいい。でも、違う方で考えたければそれでもいい。両方の合わせ技で考えたい人はそれでも良い。情報は受け取って、そのあと自分で決めて良い」ということなんですよね。

チョイスができる自分でいられるように、自由自在でいられるように、まず自在(自分がある)状態をたもちたいなー、と本棚を片付けながら思ったのでした宮澤焦る