みなさんこんにちはこんばんは。



3月ももう終盤、いかがお過ごしでしょうか。



私は日々花粉症に悩まされております。



花粉症は最早ベテランなので苦しみつつもこの季節がやってきたか程度で驚きもしないものですが、初めて目のかゆみや止まらないくしゃみ、鼻水に直面したときは驚いたものです。



ちなみに最初は花粉症だなんてと意地でも認めたくありませんでした。



これはたまたま目が痒いだけ。

黄砂とか多分そんなん。



でも早々に諦めました。



今となっては花粉症の同士たちに共感するばかりです。

「今日やばくない?」を毎日口にしております。



チーム花粉症のあるある言います。



「花粉症ってなったことないんだよね」って人を見かけると意気揚々と「そのうちだよ」とか「あとちょっとでこっち側だよ」とさもいいことかのように勧誘()をします。



自分はその苦労を知っているのだから相手には起こらないほうがいい、それを願うのが普通であるのに、なぜか少し共有したい気持ちにもなるのです。



ほんとに花粉症になってしまえ!とか思っているわけではないですよ??



ただ、この人は本当の花粉症の辛さを知らないんだと思うと、いかに大変かを説いてしまうわけです。



事実として知っていたり想像がつくものでも、体感してみないと真にはわからない。



わかっていたら共有したいのもまた人間。



たかだか花粉症でとんだ飛躍ですね。笑



お芝居をしていると、ふとそんなことの連続だなと思うわけです。



直面したことのない事実に真実味を持たせようと試行錯誤してみたり、自分が見ている真実、景色をどうにか受け取ってもらおうとしたり。



抽象具象、時に何でも、理解を求めて考え抜いて、生きる姿を見ていただくわけです。



作品の中で輝く人生、そして「生活」を表現するために。



ってなわけで。



「九十九想太の生活」全公演駆け抜けました。



ありがとうございました。



本題への急カーブ。笑笑


いつもお付き合いありがとうございます。



たーのしかったぁ!!!








稽古から毎日、本当にただ「生活」をしていると錯覚してしまうほど、作品への没入を重ねていく日々でした。



この人たちは本当に自分の家族で、親戚で、友達で、知らない人達なのだと思ってしまいそうなほどに役とともに日々を生きているパワフルな役者さんたち。

















想太と出会えて、その「生活」を生きることができて良かったと、心から思います。



歳が近くて、考えていることとか生き方は全然違くて、でもきっと僕と似たところがある、そんな普通の男の子。



初めて台本を読んだとき、最後想太はどんな顔をしているのか全然想像がつかなくて、それを見つけていく稽古をしよう、と思いました。



想太の葛藤と感動を理解しようと日々を重ね、いざラストシーン。




縁側に座って後ろ向いてましたね。笑



誰にでもあるような出来事ではないかもしれないけど、きっと誰もが共感できる、そんな言葉にしきれない気持ち。




それを共感してくれた貴方が思い描く想太の表情は、きっと人によって様々で。

でもそれでいいんだと思いました。



共演者の皆には、表情見られてたんですけどね。笑


みんなが袖に集まって見届けてくれてました。



またこんな作品に出会いたい。



精進します!!!



どんな人物にも生活や人生はあり、想いを馳せる出来事もまた様々。



壊れゆく家であったり、これからの未来であったり、また逆に、過ぎ去った過去であったり。



重みも無念も、完全には理解できないとわかっていても、生き様を貫いた先人たちに魅力を感じてしまうものなのです。



また一つ、その時代に翻弄されつつも生き抜いた誇り高い彼らの物語が。



「時をかけ・る LOSER


まもなく開幕です。






天下分け目の大戦、関ヶ原にまつわる5人の武将達。



彼らのひと時を描き、また想いを馳せ・る。



5作もあります。


しかも全部テイストの違う。



ほんとにすごい。



参加している全員が。


食らいつくのに必死です。



全員で、紡ぎます。

お楽しみに。



それでは今回はこのへんで。



ほなね〜・ω