みなさんこんばんは。
昨日、「最遊記歌劇伝−異聞−」が終幕しました。
とても得るものが多く、かつてないほどに振り絞った作品だったと思います。
峰倉かずや先生手がける「最遊記シリーズ」、そのスピンオフとしての「最遊記−異聞−」。
本編から読ませていただきましたがなんて奥の深い…。
3月の制作発表イベントで唐橋さんがおっしゃっていたように、全ての描写に意味があり繋がっていて、そこには桃源郷という世界が確かにあると感じました。
そんな最遊記−異聞−の1巻分を更に半分にし、原作にはないシーンを足して舞台版として昇華させてくださった三浦香さんにも、感謝がつきません。
キャストにも感謝は尽きませんが、特にこの人。
青藍役古谷大和くん。
人柄、ストイックさ、芝居力全て余すところなく尊敬してます。
修行(筋トレ)の生活を続けられたのも大和くんのおかげです笑
大和くんじゃなかったらもっと違う道卓になっていたと思うなぁ。
三蔵法師を目指し文字通り命を懸けて日々を生きる修行僧達の話。
今日の友を明日は切るかも知れない。それすら乗り越えて目指す道がある。
そんな世界に生きたことはないし、道卓はサバサバ兄貴分キャラということで自分にないものを作っていく作業だと思っていました。
でも道卓は実は流されるように生きる、我がないという意外な性格でした。
そんな中で出会う確固たる信念と生き様を持った青藍に憧れに近いものを感じていたんじゃないかと思います。
それは僕にもとってもわかりやすい感情でした。
道卓はきっと「俺よりお前が先に死んでいいはずがない」と思っていたんじゃないかなと。
そう思うととても同卓を愛せたし、寄り添うことができました。
いつになるかはわかりませんが、続きを。更には新刊とそれの舞台化も。
ぜひお楽しみに。
それでは!