桐朋大学図書館ホームページより
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000035866
ホームページから原文ママ抜粋
Adam Mickiewicz(アダム・ミツキェヴィッチ)の詩集「バラードとロマンス」は、『世界名詩集大成 15: 北欧・東欧』に収録されている。
ショパンのバラード2番との関連が伝えられる『シヴィテジの湖(Switez)』と、3番との関連が伝えられる『シヴィテジアンカ」(Switezianka)』が入っている。
1番との関連が伝えられる『コンラット・ヴァレンロット』と、4番との関連が伝えられる『三人のブードゥリ』の翻訳は見つからないが、概要は、雑誌ムジカノーヴァや、コルトー版の楽譜にあった。
・ニューグローブ世界音楽大事典
「バラード」の項目に、「彼と同郷の詩人アダム・ミツキェヴィチのバラッド(詩)、とくにノヴォグルデク近郊のシフィテシ湖とその湖の妖精に関する《シフィテシ湖 Switez》 と《Switezianka》に触発されて書いたといわれている。しかし、[中略]特定のバラッドや物語を想定したものではないと考えられる。」
・小坂裕子 『フレデリック ショパン 全仕事』
「ミツキェヴィチの詩『コンラット・ヴァレンロット』から1番、『魔の湖』から2番、『水の精』から3番が着想を得ているとは断言できない。」
・Cinii雑誌論文検索 「ショパン ミツキェヴィチ」で検索。
雑誌「ムジカノーヴァ」の、野村三郎著「ショパンとミツキエヴィチ}(1)-(3)がヒットした。
(1)「ショパン:バラード第1番とミツキェヴィチ」。 「第一番は長編叙事詩『コンラート・ワレンロッド』に、第二番は『シュヴィッツ』に、第三番は水の精『オンディーヌ』に、第四番は『三人のブードゥリ』に基づく といわれる。」とある。「コンラート・ワレンロッド」の梗概を載せている。
(2)「ショパン:バラード第二番に投影されたミツキェヴィチ」。「シュヴィテッ(SWITEZ)」の詩の内容を載せている。
(3)「ミツキエヴィチの詩に映るファンタジーの翼」。「シフィテジアンカ(シフィテシ湖の乙女」と、「三人のブードゥリ」の詩の内容が紹介されている。
・Cinii雑誌論文検索 「ショパン ミツキエヴィチ」で検索。
雑誌「ムジカノーヴァ」、楠原祥子著「民族性を芸術にまで高めたショパン・バラード (1)ショパンのバラードがミツキエヴィチの詩から得たアイデアと発想とは?」の論文がヒット。「水の精を主人公にした代表作『シフィテジャンカ』(意味=シフィテシ湖の乙女)」の部分訳と概略が記されている。参考文献に「世界名詩集大成第15巻:北欧、東欧」が掲載されている。
・「北欧、東欧」を確認。
ミツキェヴィチの「バラードとロマンス(全)」の中に、「シヴィテジの湖」(Switez)「シヴィテジアンカ」(Switezianka)を収録。
「シヴィテジアンカ」の注に、「言い伝えによれば、シヴィテジの岸にオンディーヌ、すなわち水の精あらわるという。人々これを呼んでシヴィテジアンカとなす。」とある。したがって、バラード第3番との関連が想定されている『水の精』『オンディーヌ』にあたる。
・楽譜
「バラード集/ショパン、アルフレッド・コルトー編集」の序文に、バラード第一番から第四番と関連するミツキエヴィッチの4つの詩の要約が掲載されている。
・「コンラート・ワレンロッド」と「三人のブードゥリ」の翻訳については、見当たらなかった。
物語をわかりやすく書いてあるサイト発見♪
http://pianoconcertos23.blog.fc2.com/blog-entry-28.htmlより
この湖は、ダッタン人の征服者に攻め囲まれた町にあった。町の乙女達は、彼らの言いなりになるよりは死を選ぼうと、天に向かって死を乞うた。すると地面が割れ、乙女達は湖にのまれたが、天の力で湖岸の花に形を変えられた。そしてこの花に触れた征服者は不幸な運命をたどった。
断定できないという記述もあるけれど、
音楽と詩の内容をなぞっていくとあまりにも劇的で美しいと感じます。



