<特集> 森のネズミ | 手稲山・発寒川からの手紙

手稲山・発寒川からの手紙

北海道の野生動物や自然の状況についてなど手書きの絵などによって詳しくお伝えします。

積雪下の空腹ネズミが木を齧った!!

手稲山・発寒川からの手紙

どんな森にどんなネズミがすんでいるか?


ヒメネズミ・・・小さなタネや虫を食べる。橙色をした体重10~20グラムくらいの尾の長いネズミ。おもに針葉樹林にすむ。


アカネズミ・・・エゾアカネズミとカラフトネズミの2種類あり。大きなタネを食べる。赤茶色をした体重30~40グラムくらいの尾の長いネズミ。広葉樹林や草原にすむ。


エゾヤチネズミ・・・草やタネを食べる。黒褐色をした体重20~30グラムくらいの尾の短いネズミ。伐採されて明るくなり、ササや雑草の繁茂した森林に多くすむ。


ミカドネズミ・・・ヤチネズミの近縁種。タネを主食にしている。からだの色もヤチネズミに似ているが腹がわと尾がすこし白っぽく、体重は15グラムくらい。ヤチネズミとの勢力争いに負けて、森や畑の隅で細々生きている。



手稲山・発寒川からの手紙
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手稲山・発寒川からの手紙 NO,103(2012年6月14日発行)